主演は、クリスティン・スコット・トーマス。
この方、僕と生まれた年が一緒ですから、この映画の撮影の時は、もうすでに50歳。
アカデミー賞にノミネートされたような女優さんが、ぽろぽろ脱いで大胆濡れ場。
このお年で、ここまでやるのはあっぱれでしょう。
熟女大好きのフランス映画だから成り立つ映画と言えましょうか。
最後に、バキューンという展開は、つい最近再見したトリフォーの「隣の女」が
ちょっと頭をよぎりましたね。
邦題が「熟れた本能」。
ちょっと間違うと、日活ロマンポルノ(ちょっと古いか)みたいなタイトルですが、
原題は、Partir。
フランス語で、「離れる」
まあ、熟女妻の旅立ちみたいなことなんですが、なんか、このタイトルで
B級な映画のイメージになってしまったのは残念。
WOWOWの深夜枠でやっていたので、まあ、「大人のお色気」映画みたいな、扱いでした。
主演のクリスティンの熱演を考えますと、ちょっと可愛そうな気がします。
イタリア映画ですと、この手の題材では、けっこう僕好みのグラマー女優が
キャスティングされるのですが、そこはフランス映画。
イギリスの女優さんを使っても、ちゃんとフランス映画テイストに仕上げていました。
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