WOWOW オンデマンドで、「カサブランカ」を見ました。
僕としては、またまた、みてしまったという感じ。
はじめて見た時から、30年以上も経って、こちらはいい加減にジジイに成り果てていますが、
スクリーンの中の、イングリット・バーグマンの美しさは、当然のことながら変わりません。
ズルイっちゃ、ズルイよなあ。
イングリット・バーグマンは、のちのインタビューで言っています。
あの映画を撮影している時には、あの映画の結末を、監督から教えてもらっていなかったとのこと。
だから、あの有名な「君の瞳に乾杯」のシーンでも、「時の過ぎゆくまま」を、サムの前で
ハミングするシーンでも、彼女は、映画の結末で、リックと一緒になるのか、ラズロと一緒になるのか、
ラストシーンの撮影の時まで、知らされていなかったそうです。
確かに、それがこの映画での、揺れる女心の名演技を引き出していたかもしれません。
この先も、この映画は、まだまだ見る機会がありそうな気がしますね。
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