我が社の若社長のお誘いで、入間市東町ジョンソン・タウンにある Marcus というお店に行ってきました。
このお店は、毎月最終金曜日がオープン・マイクの日。
お客さんが入れ替わり、弾き語りをしていくというイベントが恒例で、カラオケ好きの僕に、お声がかかったというわけです。
お店に到着したのは、夜7時。
すでに、店内は常連思われるお客さんが、アコギのチューニングに余念がありません。
歌おうと思った曲の、歌詞とコード譜は、あらかじめ iPad に、仕込んでいきました。
店内のミニ・ステージはこんなかんじ。
うでに自信のある客は、みなさんマイギター持参。
僕もマイ・ギターは持っていましたが、チューニングが怪しいので今回は持って行きませんでした。
前回、同じく若社長といった新橋のフォーク喫茶「落陽」は、古き良きフォークソングを愛するオジサマオバサマたちのお店で、吉田拓郎が神様扱い(店の名からもわかりますね)でしたが、ここは、生ギターの演奏であれば歌はなんでもよろしいというノリで、いくらか気が楽でした。
演奏会は、ご常連の松山千春の「季節の中で」からスタート。
コテコテのフォークソング世代の方から、20代の若者まで、店のお客の幅はワイドレンジ。
2曲歌ったら、次の演者を指名して、じゅんぐりじゅんぐりというスタイル。
僕は、若社長が吉田拓郎のナンバーを2曲歌い終わった後で指名されました。
さて本番スタート。僕が、iPad に仕込んでいたのは、コード進行が簡単な井上陽水の「紙飛行機」。
それから、十八番のナンバー、ビートルズの「悲しみをぶっとばせ」を弾き語りで歌わせていただきました。
さて、2巡目は、泉谷しげるの「春夏秋冬」もしくは、かぐや姫の「加茂の流れに」あたりを iPad に仕込んではいたのですが、予想もしないアクシデントが発生。
なんと頼みの綱の iPad の電池切れです。
さて、どうしたものか。
若社長は、さっとご持参の歌本を差し出してくれましたが、ここはオリジナル曲でしのぐことにいたしました。
時間は立っていますが、さんざん演奏していた自分の曲なら、まだコード進行も指が覚えていると判断。
とっさに頭に浮かんんだのは、歌詞もコードもシンプルな以下の2曲。
「地下鉄通路の住人たち」
「頂上より」
以上合計4曲を歌わせてもらいました。
ここ最近のカラオケの浸透で、生ギターで歌うことは激減してしまいましたが、思い起こせば、僕らの若い頃は、歌いたくなったらやはりギターと歌本は必需品。
一冊の歌本を囲んで、仲間たちで集まってよく歌ったものです。
ですから、僕らの世代で、ギターを弾ける人はけっこう多いはず。
誰の家に遊びに行っても、たいていアコギかナイロン弦のギターはありましたね。
この日のお客様も、その世代の方がメイン。
このお店には、カラオケ設備もなければ、音響設備もなし。
こじんまりとした店内あるのは、譜面台と生ギターと常連のみなさんの熱気だけ。
僕のように、若い頃に作った歌を披露してくださる人も多く、腕に覚えはあるものの、今の若者たちのように路上で歌うのはちょっとという方たちの、憩いの場となっておりました。
こういうスポットが、近くにあるというのは、なんともうれしい限り。
女子にもてたい一心で作った、オリジナルのナンバーは、50曲くらいはありますので、次回は少々練習をして出掛けたいと思います。
さて、僕がこの日歌った4曲は、コンパクトにまとめて、早速 Youtube にアップいたしました。
是非ご覧くださいませ。
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