これも、先に見たのはドラマ版。
原作が発表されたのが、2007年。
この映画が作られたのは、2009年。
「チームバチスタの栄光」が製作された翌年のシリーズ2作目となります。
主演は、前作に引き続き、竹内結子と阿部寛。
そして、速水センター長は、ドラマでは西島秀俊でしたが、映画では堺雅人。
チュッパチャップスが似合っていたのは、堺雅人かなという印象。
舞台となるのは、東城医大救命救急センター。
他の作品が殺人事件がベースにあるのと違い、この作品では、事件の核となるのは、センター長の贈収賄疑惑。
なので、他の作品よりも、ミステリー色は抑えられて、医療ドラマの王道を行く展開。
「救命救急24時」のファンだった僕としては、一作目よりもこちらの方が面白かったですね。
ドラマ版の方は、かなりオリジナルを脚色して、一話完結のドラマ用ににアレンジしていました。
なので、映画版の方が話がぶれないで、しっかりまとまっている印象。
やはり、ドラマ版でグッチーを演じた伊藤淳史の正義感過多の演技よりも、肩の力の抜けた竹内結子のグッチーの方が映画のコントラストとしては、よかったような気がいたします。
後の俳優対決はいい勝負。
ただ、花房看護師長対決は、個人的に映画版の羽田美智子に軍配。
あのラストにされてしまえば、当然かもしれませんが。
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