最も好きなビートルズのオリジナル・アルバムは何?
そう言われて、この「リボルバー」と答える人は、あまりいないかもしれません。
ビートルズが、このアルバムの次に発表した「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が、あまりに傑作すぎるために、どうしてもこのアルバムは、その過渡期における「途中経過作品」という印象になってしまうからでしょう。
しかし、そう言ってもそこはビートルズ。
その完成度は、並のロック・アルバムの水準を遥かに超えています。
前作のアルバム「ラバーソウル」から、彼らは、楽曲のみならず、アルバム・ジャケットなども含む、アルバムの全てのコンセプトを、自分たちの手で行うようになっていきました。
ライブ活動よりも、アルバム作りの方に、次第に活動のウエイトをシフトさせていき、当時の録音技術の最先端を上手に使いこなして、凝った音作りをしていくようになります。
タブラーやシタールをフューチャーしたジョージの「ラブ・ユー・トゥ」
ロックの楽曲に、初めてホーンセクションを加えた「ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」
弦楽八重奏のクラシック・アンサンブル構成の「エリナー・リグビー」
そして、当時のスタジオ技術をふんだんに取り入れたアバンギャルドなナンバー「トゥモロー・ネバー・ノウズ」
などなど。
実験的で魅力的なナンバーが目白押し。
コロナ・ストレスを吹っ飛ばすのには、やはりこれが一番。
今回も、楽しく全曲歌わせてもらいました。
1.「タックスマン」
2. 「エリナー・リグビー」
3. 「アイム・オンリー・スリーピング」
4. 「ラヴ・ユー・トゥ」
5. 「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」
6. 「イエロー・サブマリン」
7. 「シー・セッド・シー・セッド」
1. 「グッド・デイ・サンシャイン」
2. 「アンド・ユア・バード・キャン・シング」
3. 「フォー・ノー・ワン」
4. 「ドクター・ロバート」
5. 「アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー」
6. 「ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」
7. 「トゥモロー・ネバー・ノウズ」
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