Amazon プライムで鑑賞しました。
老後のためにと、撮りためたDVDが5000枚近くあるのに、なぜか実際に「老後」になってみると、引き出しのDVDを引っ張り出してくるよりも、Amazon プライムの映画を見てしまうのはなぜでしょうか。
鑑賞し終わってから、もしやと思い、Excelで作ったDVD在庫リストを確認したところ、なんと本作もきちんと録画してあるではありませんか。これでは、何のために録画してきたのかわかりませんね。とほほです。
サラリーマン現役時代は、さすがに忙しくて、学生の頃のようには映画を見れておりません。
それで、WOWOWに加入してからは、せっせと録画だけはしてきたわけです。
録画リストだけはマメに作っていきながら思っていたことは、定年退職をしたら、この映画を一本ずつじっくり鑑賞し、見た映画については、ブログに感想を書き残す。
映画オタクだった学生時代はマメにそうしていたわけですから、時間にゆとりが出来たらそれをまた再開しようと考えていたわけです。
意識していたのは、クラシックの傑作で見逃しているものはマメに追いかけようということ。
最新作も全く見ないというわけではありませんが、サラリーマンになってからは映画館で見た映画は数えるほどしかありません。
ちょっと待てば、WOWOWでやってくれるという貧乏根性が働きましたね。
但し、ホラー映画だけは、根が好きですので、比較的最近のものでもよく見ていました。
もちろん、「ゾンビ」映画も大好物です。
本作についても、近未来ゾンビ映画くらいの認識でいましたが、見るならまずはシリーズ1作目だろうということでチョイスした次第。
2002年に公開された映画「バイオハザード」(原題: Resident Evil)は、日本のゲーム会社カプコンが開発した同名のサバイバルホラーゲームを原作としています。
実は、前期高齢者世代としては、まずこの辺りでお手上げです。
自慢ではありませんが、ゲームという文化には、まるでかすらずに生きてまいりました。
インベーダーゲームの洗礼は受けましたが、ゲームに夢中だったのは、その後に来るギャラクシアンまでですね。
その後のビデオゲームはほとんどプレイした記憶がありません。
弟たちがファミコンは持っていましたが、何をやっても彼らに勝てなかったので、兄貴のプライドが邪魔をして、そんな子供の遊びなんてやってられるかと放棄して以来、ほぼ日本のゲーム文化には背を向けて生きてきました。
実は、1996年にカプコンから発売されたゲーム版「バイオハザード」は、映画的にはゾンビ映画の大ファンだったこともあり、一度だけプレイしたことはあります。
それがゲームセンターだったか、友人の家だったかは忘れました。
ただ、次々と襲ってくるゾンビたちに、なすすべなくやられて、ファースト・ステージ(?)をなかなかクリアできずに、すぐに放り投げた記憶だけが残っています。
学生時代はカードゲームには、そこそこの自信があったのですが、そんなスキルなど、まるで役に立たない時代になっているということに気が付くのが遅すぎましたね。
「明らかに人より劣るものには手を出さない」という主義でしたので、以降の人生では、「スーパーマリオ」にも「ドラゴンクエスト」にも「ファイナル・ファンタジー」にも一切ノータッチを貫き通してきました。
この世にはもっと面白いものがたくさんあるのに、部屋にこもってゲームなんてやってられるかというわけです。
ところが、これがどうやら大変面白いらしいということになってきました。
なんと、日本のビデオ・ゲームを原作にした、アメリカ映画が作られてしまったわけです。
「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」「ストリート・ファイター」「トゥーム・レイダー」「モータル・コンバット」などなど。
これらの映画に、アンジェリーナ・ジョリーや、ジャン=クロード・ヴァン・ダムといった、ハリウッドの一流どころを担ぎ出してしまうわけですから、映画を作る側から見ても、日本のビデオゲームの映画化には、それなりの勝算があったのでしょう。
日本のゲーム・クリエーター恐るべし。
平成の時代になってからは、映画的に面白いことは、どうやらゲーム画面の向こう側にあるぞということになってきました。
このブームに乗るのを拒んだ身としては、以降肩身の狭い人生を送ることになったことだけは申し上げておきましょう。
「バイオハザード」は、1996年にカプコンから発売されたゲームが原作です。
このゲームは、プレイヤーがゾンビやモンスターと戦いながら謎を解き、脱出を目指すサバイバルホラーとして大ヒットしました。
映画版は、このゲームの世界観を忠実に再現しつつ、独自のストーリー展開を加えています。映画の成功により、続編が次々と制作され、シリーズ化されました。
本作はその1作目です。
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この映画は、ポール・W・S・アンダーソンが監督・脚本を務め、ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務めました。
映画は、巨大企業アンブレラ社が所有する地下研究施設で発生したウイルス漏洩事故を描いており、ウイルスによってゾンビ化した人々との戦いが繰り広げられます。
偉そうなことは言いません。
AI の知識の受け売りだけ述べておきます。
「バイオハザード」シリーズは、世界中で高い評価を受けています。
特に、ゲームの緻密なストーリー展開やリアルなグラフィック、恐怖感を煽る演出が評価され、サバイバルホラーというジャンルを確立しました。
主演のミラ・ジョヴォヴィッチは、映画「バイオハザード」シリーズでアリス役を演じ、その美しさと強さで多くのファンを魅了しました。
彼女は、ウクライナ生まれのアメリカ人女優で、モデルとしても活躍していました。
とまあ、こんなスーパー・モデルのような女優も、このゲームにどっぷりハマり、自らアリス役を熱望し、この役を勝ち取ったといいます。
ですからこの方も多くのこのゲームのファンと同様、その入り口で排除された僕のようなポンコツとは違い、数々のサバイバル戦を勝ち残り、その深淵な世界観をたっぷり堪能したのでしょう。
彼女は体中に生傷を作って、この映画の過酷な撮影をやり切ったといいますから、相当に気合は入っていたと思われます。
結局彼女は、この映画の監督と結婚して、3人の子供も設けているといいますから、もはや「バイオハザード」なくしてはありえない人生になっているということですね。
どうも個人的には、ゲーム・コンプレックスがあるせいか、ゲーム原作作品というだけで素直に楽しめないところがあります。
ミラ演じるアリスは、映画の最後には自分の格闘能力に覚醒して、ゾンビたちをバッタバッタとなぎ倒していきますが、なにせファースト・ステージで、ゾンビ達に食い殺された身としては、そんなアリスにただ嫉妬するのみ。
言っておきますが、あいつらとジン・ラミーをやれば勝てる自信はあります!
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