さて、小学校時代、中学校時代、高校時代と、これまでは、年代別に紹介してきました個人的アフロディーテ。
ここから先は、いつ「ハマった」かという記憶が、曖昧なので、時間軸からは外れて、ジャンル別に紹介しいくことにいたします。
まずは、映画女優から。
日本の女優は、次回に取り上げることとして、今回は洋画編。
とにかく若かりし頃は、映画の虫でした。
大学に入ってからは、その映画熱は一気に高まります。
当時は、タウン情報誌「ぴあ」に、関東一円の映画館で上映されている映画情報がすべて網羅されていました。
映画マニアとしては、当然の如くこれを定期購読。
アルバイトで稼いだお金は、惜しみなく映画鑑賞につぎ込みましたね。
高校時代までのアフロディーテは、すでに紹介した通りほぼリアルタイムでした。
しかし、大学に入ってからの映画鑑賞は、新旧ごっちゃまぜ。
一般映画も、ポルノ映画もごっちゃまぜ。
お気に入りの映画が上映されるとあれば、首都圏一円どこまでも出かけて行きました。
従って、ハマった女優たちも、年代も、順番もバラバラです。
僕は、優秀でしたので、大学に5年も通いましたが、おそらく、この5年間で、首都圏一円の名画座は、ほとんど行ったのではないかと思われます。
僕がこれまでに映画館で見た映画の、ほとんど8割強は、この時期に見たものですね。
さて、映画女優の海外編。
今回は、厳選に厳選を重ねてピックアップした12人を紹介しますが、これはあくまで今現在の選択。
おそらく、半年も経てば、半分以上は、入れ替わっているかもしれません。
つまり、それくらい、「今」見た映画に影響されてしまう可能性が大きいということです。
なので、今回の洋画編12人は、あくまで、本日現在の暫定的チョイスと予め申し上げておきます。
もしも、明日見た映画の中で、グッとくる女優に出会ったら、すぐにその女優がランクインすることもあるということ。
要するに、浮気っぽくて、惚れやすいんですね。
というわけで、前置きが長くなりましたが、早速その12人の女優を紹介していきたいと思います。
その一人目として語っておきたい女優はこの人。
彼女を、僕にとっての永遠のアフロディーテにした、極め付けのその映画のタイトルは「カサブランカ」。
1943年のアメリカ作品。
そうですね。
この名作のタイトルを知らない人はいないでしょう。
そして、もちろん、この映画で、その名声を不動のものにした映画女優の名前は、イングリッド・バーグマン。
「君の瞳に乾杯。」
ハンフリー・ボガードに、そう言わせしめた、魅惑の瞳の持ち主です。
「カサブランカ」は、これまでに何回見たか、その記憶すら定かではありません。
そして、見る度に、涙腺は崩壊。
バーグマンの姿が、幾度となく、自分の涙で歪みました。
“Play it, Sam”
リックとの想い出の歌を、イルザが、ピアノ弾きのサムに歌わせるシーン。
歌うのを渋る彼に、彼女が、” As Time Goes By” を、自ら口ずさ見ます。
そして、サムが歌い出すと、リックが飛んできます。
「サム。その曲は、歌うなと言ったはずだぞ!」
そして、二人の運命の再会。
このシーンが、かくも克明に僕の胸に刻まれたのも、あのイングリッド・バーグマンの潤んだ瞳があったればこそ。
彼女は、世紀の映画女優ですから、その代表作は、この「カサブランカ」にとどまらず。
「誰がために鐘は鳴る」「ジャンヌ・ダルク」「汚名」「ガス燈」
彼女の代表作は、数多ありますが、やはり僕にとっては、映画「カサブランカ」の彼女が何と言っても唯一無二。
如何に、僕が浮気っぽいとはいえ、彼女だけは話が別。
その魅力だけは、おそらくこの先何年経っても不滅だと思われます。
さて、たった一本の映画で、永遠のアフロディーテとして刻まれた映画女優は、まだいます。
そんな映画の一本が1970年作品「おもいでの夏」
監督は、ロバート・マリガン。
所謂「筆下ろし」映画と言われるジャンルの一本ですが、数多いこのジャンルの映画の中で、この作品は、そのリリシズムなおいて特筆すべき一本。
この映画で、少年から大人になるのは、ゲイリー・グライムズ。
そして、彼を大人にするのは、撮影当時まだ22歳のジェニファー・オニール。
60歳になった僕から見れば、今の22際の女性たちのほとんどは、ほとんど子供に見えてしまいますが、この映画を名画座のスクリーンで見た時の彼女は、その時の自分の年齢とほぼかわらないのに、かなり大人に見えましたね。
出征した夫の訃報を受け取った夜、二人は結ばれます。
そして、次に少年が、海辺の彼女の家を訪れた時、彼女はもういません。
残っていたのは、彼女からのメッセージ。
「あなたも、いつか大人になったら、昨日の夜の私のことを、わかる日が来ると思います。」
そして、そこにかぶさるミッシェル・ルグランの切なく甘美なメロディ。
この映画を初めて見たときは、僕もまだ多感なティーンエイジャーでしたから、思いもひとしお。
しばらくは、夏が来る度に、どこかの名画座で、上映されるこの映画を毎年恒例のように見ていました。
ジェニファー・オニールは、「リオ・ロボ」で、ジョン・ウェインと共演したり、「イノセント」で、ルキノ・ビスコンティの映画にも出演していますが、正直言って印象が薄い。
この映画での彼女の魅力が、ひときわ輝いていたからでしょう。
「筆下ろし」つながりで、もう一人。
シルビア・クリステルですね。
この人の出世作は、もちろんあの「エマニエル夫人」。
その続編と「さようならエマニエル夫人」と、都合三作で、エマニエルを演じています。
もちろん、この3本は、すべて見ています。
いわゆる「ソフトコア」と呼ばれるジャンルの映画。
立派に成人映画でありながら、その画面の美しさで、女性観客たちも、映画館に足を運ばせた彼女の功績は大きいといえます。
しかし、僕がお気に入りの一本は、実はこの3部作でありません。
このエマニエル3部作の後で、フランス人の彼女がハリウッドに渡って出演した映画「プライペート・レッスン」
これが、「筆下ろし」映画でした。
彼女の役どころは、主人公の少年が住む大邸宅のメイド役。
この設定で思い出すのは、すでに紹介したイタリア映画「青い体験」。
しかし、ハリウッド映画は、同じテーマでも、かなりテイストが違います。
エンターテイメント志向がかなり強い。
筆下ろしのシーンでも流れる挿入歌が、ロッド・スチュアートのヒット曲
「今夜決めよう」”Tonight’s The Night”
もちろん、そのシーンでは、彼女のオールヌードがきっちり、鑑賞できますが、僕にとっては、ポルノ映画「エマニエル夫人」の彼女よりも、こちらの彼女の方が、はるかに艶っぽかった。
彼女は、出演するほとんどの映画で脱いでくれていますが、僕にとっては、この一本で十分。
この作品だけで、彼女は個人的アフロディーテの資格ゲットです。
たった一本の映画で、アフロディーテになってしまった女優はまだいます。
この人を紹介しましょうか。
ご存知の方は、かなり映画通。
マリアンヌ・フェイスフルです。
もちろん映画女優ですが、それよりもこの人は、1960年代後半の時期、ローリング・ストーンズの、ミック・ジャガーの恋人だったことでも有名な人。
もう今は、70歳を超えていますが、フランスでは、近年まで女優として活躍。
歌手としても、相当数のレコードをリリースしています。
しかし、僕にとってのこの人は、なんといっても、たった一本の映画です。
共演は、天下の二枚目アラン・ドロン。
その映画のタイトルは、「あの胸にもう一度」。
1968年のフランス映画です。
この映画での彼女は、強烈でした。
ちなみに、この映画の原題は、”The Girl on a Motorcycle”
ある朝、夫(彼氏?)の寝ているベッドから抜け出し、黒革のジャンプスーツに身を包んだ彼女が、オートバイにまたがって、アラン・ドロンに会いにいくという、たったそれだけの映画。
しかし、彼女は彼の街に到着したそのときに・・・
アラン・ドロンは、彼女の回想シーンにしか登場しません。
もちろん、ラブ・シーンもふんだん。
60年代の映画ですから、かなりサイケデリックな演出のラブシーンだつたと記憶しています。
しかし、それよりもなによりも、この映画の彼女が、当時「漫画アクション」で連載が開始されたばかりの「ルパン三世」に登場する、峰不二子のモデルになったというのは、知る人ぞ知る有名な逸話。
確かに、素肌に黒のジャンプスーツを身につけた彼女は、とにかくカッコ良くて、エロかった。
その後は、かなり際どい私生活を送りますが、前述したとおり、映画女優として、やや太めになって復活しています。
お次も、たった一本の映画で、強烈な印象を残した女優。
エヴァ・オーリン。
この人をご存知であれば、相当な映画通であろうとお見受けいたします。
彼女も、1968年公開の、たった1本の映画で、アフロディーテに昇格した女優です。
映画のタイトルは、”CANDY” 。
一人の女子高生の性遍歴を描いた映画といってしまうと、まるでポルノ映画みたいになってしまいますが、この映画は非常にコミカルで、ポップなテイストの映画でした。
かなり不謹慎で、ふざけた映画なのですが、どうしたことか、ヒロインと次々に関係していく男たちのキャスティングが凄まじい。
リンゴ・スター、リチャード・バートン、マーロン・ブランド、ジェームズ・コバーン、ウォルター・マッソー、シャルル・アズナブール、ピーター・セラーズ。
何をどうすれば、こんなキャスティングが可能なのか。
その彼らが、大真面目で、順次登場しては、ひたすらヒロインを口説きまくるわけです。
ヒロインの、エヴァ・オーリンは、いわゆるロリータ系。
しかし、僕個人は、どちらかといえば、熟女志向です。
こちらの趣味は、正直あまりないのですが、例外的に、彼女の健康的でポップなお色気には、ハマりました。
勢いに乗って、この映画の原作も読んだりしましたが途中で撃沈。
最後まで読んだ記憶はありません。
では、次は熟女系にまいりましょうか。
このジャンルは、二人紹介しますが、奇しくも二人ともフランス女優でした。
まずは、この人。
ジャンヌ・モロー。
フランス映画を代表する大人の「イイ女」です。
「鬼火」
「突然炎のごとく」
「黒衣の花嫁」
代表作は、いくつもありますが、僕にとっての彼女はなんといってもこの映画。
「死刑台のエレベーター」。
当時、26歳のルイ・マルが監督した、フィルム・ノワールです。
彼女は、当時の監督の恋人でもありました。
なんといっても冒頭。
これから自分の夫を殺しにいく愛人のモーリス・ロネに、公衆電話から切々と愛を囁くシーン。
まあ、そのイロっぽいことよ。
しかし、殺人を決行した後で、ビルのエレベーターに閉じ込められてしまうモーリス・ロネ。
それを知らない彼女は、来るはずの彼を待って、街を彷徨います。
そして、そこにかぶさる、マイルス・デイビスの即興ジャズ。
結局最後まで、彼とはあえない彼女。
ジャンヌ・モローが、表情だけで表現する、女の情念は圧巻でした。
彼女は当時、女優として脂の乗り切った29歳でしたが、これぞ「大人の女」。
シビれましたね。
さて、もう一人熟女系フランス女優。
この人を紹介します。
アヌーク・エーメ。
彼女は今でも現役で、名実ともに熟女女優の代名詞。
さて、フランスには、「世界一の美女」と謳われたカトリーヌ・ドヌーヴがいますよね。
もちろん、彼女の美しさには、僕も異論はありません。
しかし、彼女は、あまりにも美しすぎた。
それゆえ、女としてのリアリティに欠けたといえます。
それよりも、僕にとっては、アヌーク・エーメの、大人の女の魅力なんですね。
彼女は、1940年代から活躍している女優ですが、僕にとっての一本は、なんといっても1965年の「男と女」。
監督は、クロード・ルルーシュ。
フランシス・レイ作曲の、あの「ダダダ・シャバダバダ〜」で有名な映画です。
この作品で、アヌーク・エーメが演じたのは、子持ちの未亡人。
ジャン・ルイ・トランティニアン演じるレーサーと恋に落ちます。
彼も、一人息子を持つオトコヤモメ。
撮影当時の、彼女は33歳。
ちょうど「いい女」盛りでしたね。
日本では、世間が認める、女優としての旬は、圧倒的に未婚の二十代。
グラビアで、水着か、セミヌードになれるまででしょう。
しかし、熟女思考のフランスでは、結婚もしないで、子供も産んでいない女性は、まだ女としてはヒヨッコ扱い。
子供を産んで、育てることで、はじめて女性として一人前という文化の国です。
そのフランスに、魅力ある熟女女優が、いないわけがない。
今回は、選にもれましたが、シモール・シニョレなんて、熟女女優としてかなり捨てがたいところ。
ソフィ・マルソーも、アイドルの頃よりも、年齢を重ねて、熟女になってきた彼女の方がはるかに魅力的です。
熟女万歳。
日本は、女性の嗜好としては、アニメ系美少女や、ロリータ系がなにかともてはやされる文化ですが、僕から見るとどこか病的。
もっと、大人の女優に注目してくださいませ。
さて、熟女ときたら、僕にとって外せないのが、やはり「魅惑のバスト系」。
そのバストの魅力にやられた女優は数知れず。
その中から、今回は3人のアフロディーテを、紹介いたします。
まずはこの人。
レイチェル・ウォード。
見てください。
この見事なバスト。
イラストだから、そこだけ強調しているというわけではありません。
彼女を、初めて見たのは、実は映画ではありません。
小林克也氏の洋楽情報番組「ベストヒットUSA」でした。
彼女の代表作ともいえる映画が「カリブの熱い夜」。
この映画の主題歌を歌ったのが、当時人気絶頂のフィル・コリンズ。
タイトルは、「見つめて欲しい」”Against Old Odds (Take a look at me now)”
この曲のビデオ・クリップに、映画のシーンからの引用で、彼女も出演していたわけです。
ここで、そのバストの魅力に、おもいきりやられました。
ビデオ・クリップで、ここまでグッとくるなら、映画本編を見れば、もっと彼女の見事なバストを堪能できるに違いない。
あわよくば・・
そんな、スケベゴコロで、この映画を見に行った記憶があります。
彼女は、そのキャリアの中で、それほどビッグタイトルの映画に出演しているわけではありませんでしたが、どんなに無名の映画でも、そのクレジットに彼女の名前を発見すれば、どこの映画館てせも出かけていき、レンタル・ビデオも借りて来ていた時期がありました。
一度女優にハマると、もう映画の良し悪しは関係なくなるのが、マニアの常。
どんな作品でも、とりあえず見ておくことが、ほぼ義務のようになります。
彼女も、そんな女優の一人でした。
もう一人「魅惑のバスト系」の女優。
この人は、ほぼその代表格と言ってもいいかも知れません。
ラクウェル・ウェルチです。
レイチェル・ウォードは、1980年代の女優でしたが、このラクウェル・ウェルチの活躍のメインは60年代。
特に、彼女が、1966年に出演した、2本の映画は、特筆すべき2本でした。
1本は、「ミクロの決死圏」。
原題は、”Fantastic Voyage”
乗組員が、潜水艇ごとミクロ化し、人間の体内に入っていくというSFアドベンチャー。
彼女は、その潜水艇の唯一の女性乗組員。
白いウェット・スーツの上からでもはっきりわかる彼女のボディラインにドキドキしたのを覚えています。
そして、もう一本が、「恐竜100万年」。
よくよく考えれば、恐竜が生きている時代に、人間が生きているわけはないのですが、そんな野暮なことなど吹き飛ばすくらい強烈だったのが、彼女のビキニスタイルの衣装。
この鮮烈な肢体一発で、彼女は、リタ・ヘイワース、マリリン・モンローに次ぐ、この時代のセックス・シンボルに躍り出てしまいました。
この映画の彼女のスチール写真は、スクリーン別冊号の、女優特集モノにはすならず使われていました。
本屋の息子でしたので、それが出た時には、こっそりと自分の部屋に確保して、夜な夜な眺めていたものでした。
同じ監督で、同企画の映画「原始人100万年」がロードショー公開された時は、有楽町にすっ飛んでいって見ましたが、こちらに主演のラクウェル・ウェルチではなく、ジュリー・エーゲ。
しかし、この人には、彼女ほどの魅力は感じませんでした。
さて、バスト系でもう一人。
イタリアの女優で、「イタリアの宝石」と言われたほど美しい人です。
モニカ・ベルッチ。
「イタリアの宝石」と呼ばれるほどの美人女優ですが、もちろん、バストもご立派。
スケベ映画ファンは、この辺りのチェックは怠りません。
ちなみに、今回紹介してきたアフロディーテの中で、初めて登場する僕よりも年下のアフロディーテです。
それでも、今年55歳。
彼女のキャリアは、華やかです。
「マトリックス」シリーズに出たり、50歳になって「ボンド・ガール」にオファーされたり、妊婦ヌードを公開したり。
なかなか、話題には、事欠かない人です。
彼女の作品を全部見たわけではありませんが、僕にとって衝撃的だったのは2本。
まずは、2000年のイタリア映画「マレーナ」。
第二次世界大戦直後、イタリアのシチリア島が舞台。
少年の目から見つめられた、街の女神ともいうべき女性の人生。
最後は、娼婦にまで身を落とす彼女。
しかし、ドイツの兵士とも通じていたことがわかって、街の女たちの怒りと嫉妬が爆発。
そして彼女は・・・
あれは、ちょっとすごいシーンでした。
この天下の美人女優がここまでやるのかというくらいの衝撃度。
これ一発で、このモニカ・ベルッチの名前は、しっかりとインプットされてしまいました。
そして、その次に見た映画が、さらに衝撃的。
2002年の「アレックス」という映画。
これは、起こったことの時系列を、ひっくり返して、後から順番に見せていくという斬新的なスタイルの映画でした。
この演出自体が、映画マニアにはたまらないのですが、それよりも何よりも衝撃的だったのが、冒頭9分間のレイプシーン。
これが、凄まじかった。
演じているのが、天下の美人女優であるモニカ・ベルッチであるだけに尚更です。
中学時代に見た、サム・ペキンパー監督の「わらの犬」のレイプシーンも強烈でしたが、こちらも負けず劣らず。
「この美人女優は、役者としても本気だな。」
その意志がヒシヒシと伝わってくる2本でした。
さて、最後です。
洋画の女神として、やはりボンド・ガールを紹介しないわけにはいきません。
007シリーズは、正直申して、ピアーズ・ブロスナン、ダニエル・クレイグあたりの作品は、まだ見ていません。
僕が、映画館で一喜一憂したジェームズ・ボンドは、いまのところ、ロジャー・ムーアまで。
そこまでのボンド・ガール限定で、やはり一番は誰かと聞かれれば、やはりこの人。
ダニエラ・ビアンキ。
1963年製作の「007 危機一発」。
リバイバル公開時のタイトルは「007 ロシアより愛をこめて」。
007シリーズの2作目です。
彼女が、演じたのは、ソ連の女工作員タチアナ・ロマノワ。
組織からの指示で、自らボンドに接近する女スパイ。
セクシーでクールなボンドガールは、数多くいましたが、彼女は、どこか清純な要素も併せ持っていました。
しかし彼女も、キャリア的にめぼしい作品は、この映画一本のみ。
しかし、それだけに、この作品の印象は鮮烈です。
印象に残る女優というのは、案外そういうものかもしれません。
というわけで、以上が、女優海外編の12人。
まだまだ、思い入れのある女優は、たくさんいますが、きりがないので、とりあえずここまでにしておきます。
ちなみに、我が家の部屋の壁には、お気に入りの女優たちの写真が所狭しと並んでいます。
初めて、我が家に来られた方は、大抵これを見てビックリ。
その部屋で毎日寝ていると、夜明け間近に、そのうちの誰かと、時折目が合う時があります。
運がいいと、その後夢の中でデートできることがあるのですが、手を出そうとするとたいてい目が覚めますね。
今も、「あたしを50人の中に入れなかったわね。」と、睨まれている女優が何人かいます。
グレタ・ガルボ。
マレーネ・デートリッヒ。
ナオミ・ワッツ。
ダイアン・レイン。
キャメロン・ディアスなどなど。
しかし、こちらの老後はまだ始まったばかりです。
彼女たちが、その美貌を競うDVD映画コレクションも、専用チェストの中に5000枚近く。
またいつか、彼女たちの作品を見直すことがあれば、その時は、今回選択した50人と入れ替わっている可能性もおおあり。
彼女たちには、そういうことでご勘弁いただきましょう。
というわけて、次回は日本の映画女優編!
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