せっかく復活したBSデジタル放送が、またしても「受信不可」。
いったいどうなっているんでしょうか。とりあえず、明日またまた業者の方に来てもらってチェックしてもらいます。
北京オリンピックを録画し損なわないようにと、今は、買ったばかりの「DIGA」で、いろいろと予約録画を試しているのですが、そんな中に、昨日の深夜に放送された、「さんまのまんま」がありました。
「お笑い界の怪物」明石家さんまの、「お客様盛り上げ術」は、僕としても勉強になる部分が多々あるので、結構見ることが多いのですが、この日のゲストは、加護亜依。
2度の喫煙騒動で昨年3月に所属事務所を解雇され、4月に芸能活動を再開させたばかりの元「モーニング娘。」のお嬢さんですね。
この難しい「素材」を、トークバラエティを成立させつつ、さんま氏が、どう料理するか。
ちょいと、お手並み拝見ですね。
加護亜依は、最近飼いはじめたばかりという、トイポメラニアンを連れて登場。
とりあえずは、ホストが、ネタに困らないようにとの、事務所の配慮でしょうか。
しばらくは、さんま氏も、この犬をネタに、トークを展開させていきます。
しかし、これでお茶を濁してしまったまま終わらせたのでは、視聴者が納得するわけがない。
そのあたりは、もちろん、さんま氏も心得ております。
番組中盤で、タイミングを狙い済ましたように、さんま氏が、仕掛けます。
何食わぬ顔で、自分のタバコを、彼女に勧めたんですね。
「さあ、きたぞ」モードの加護亜依。
彼女としても、ここはとりあえず、笑うしかない。迷うそぶりもなく、差し出したタバコを引っ込めさせます。
もっとも彼女としても、このあたりを「いじられる」のは、覚悟で出演しているでしょうから、話をそらそうということはしない。
持ちまえの屈託のない笑顔をひきつらせることもなく、バラエティの空気をひかせることもなく、この話題に突入。
覚悟を決めている彼女に対して、以外にも、その話題から、また「犬」の話題に、そらそうとしたのは、ホストのさんま氏でしたね。
だけど、ここでの彼女は偉かった。
犬の話題に戻そうとする、ホストに向かって、ちゃんとこういいましたね。
「さんまさん、ちゃんとお話ししましょう」
話題の渦中のお客様を呼んでいるわけですから、さんま氏もいろいろと気は使うところでしょうが、これはこの20歳のお嬢さんに一本でしょう。
喫煙の写真が、巷に流れ出した経緯というのは、僕はあまり知りませんが、たまたま彼女がアイドルであったが故の、心もとない周囲の「狙い撃ち」だったというのは、伝え聞いた話。
もちろん、彼女にトップアイドルとしての自覚が欠如していたというのは事実。
そして、これからも、タレントとして生きていくと決めた以上は、この「汚点」とも、ずっと付き合っていかなければならないというのも事実。
まあ、芸能界には、スキャンダルをバネにして大きくなっていったという、人たちもたくさんいます。
復帰後の仕事のオファーも、それなりにあるようですからがんばってもらいたいですね。
まずは、喫煙事件のミソギとしての、「さんまのまんま」出演は、彼女の「ちゃんと、お話しましょう」発言一発で、オジサンとしては、合格をあげましょう。
彼女のブログはこちら。
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