さて、小雨の「忍野八海」を後にして、今回の最終スポットであるスパリゾート「紅富士の湯」は、車で約10分。
駐車場は、いっぱいで、「どうしましょうか」という話をしているそばで、一番いい駐車スペースがスイッと空くというラッキー。
こういうのは気分の問題で、「ならばここにしましょう」ということになります。
入場料は、大人1名様700円。
個室でまったりしたいというオバチャマたちのリクエストにお応えして3時間3000円なりの「もみじの間」をゲット。
後は、お時間まで、お好きにどうぞということにいたしました。
「紅富士の湯」は、富士山の懐に抱かれた近代的鉄筋コンクリート造りの建物と、日本情緒豊かな庭園と露天風呂、が自慢の温泉施設です。
富士山の裾野の樹林を切り開いて造った大きな温泉で、浴室は2階。
富士山が正面に見えるロケーションで露天風呂が作られているのは歴然なのですが、残念ながら、この日は肝心の富士山が雲の向こう。
こればかりは文句を言ってもしょうがない。
そこに、富士山が見えているつもりで、露天風呂につかってまいりました。
露天風呂は、ふたつ。
「檜の湯」は、38度の設定で、体感としてはややぬるめですが、この温度だと、のぼせずにずっと入っていられます。
但し、湯船から出ると、一気に冷えてしまいますので、そのときは、ちょっと高めの温度設定になっているお隣の「石の湯」で暖まってからでないと、内風呂までの階段でクシャミのひとつも出そう。
「もみじの間」では、オバチャマたちが、まったりを通り越して、ぐったりとしていましたが、そこはまだ若者のつもりの50歳。
まさか、露天風呂へカメラの持ち込みはできませんでしたので、「紅富士の湯」周辺の「さんぽ道」をカメラ片手に散策。
2008年晩秋の山中湖畔の紅葉は、そろそろ見納めモード。折からの小雨で、しっとりと萌えて、なかなかの風情でしたね。
さて以上を持ちまして、自治会のオバチャマたちをエスコートした今回の「富士五湖の休日」は終了。
心残りは、なんといっても、この週末一度も拝むことができなかった富士山の雄姿。
ビデオカメラ担当といたしましては、これだけが残念でしたが、早起きのオバチャマの一人にこんなことを言われました。
「朝の6時くらいに、富士山がクッキリ見えてたわよ。教えてあげようと思ったけど、起こすのも可哀想かなあと思って」
あらまあ、なによ。起こせっつーの!
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