柿沢謙二ブログ

セルフ電子書籍化大作戦

iPad 持ちとしては、やはり、読書はこれでしたいところ。

しかし、ネットには、僕の読みたい本はなかなかありません。

ないのならば、これは自分で作るっきゃない。

そこで、先日購入したばかりの裁断機を、本日はフル稼働。

とりあえず、部屋中にある、冊子、取扱説明書各種、雑誌、文庫、楽譜などなど、

かたっぱしから裁断。

スキャンスナップで、PDFにしまくっておりました。

裁断した本は、スキャンした後は、哀れ紙くずと化します。

ちょいと、かわいそうな気もしますが、デジタル化で、iPad に取り込むことによって、

また、読み返して活用ということもあるでしょう。

スキャンをしていてふと思いました。

ジョン・バダム監督の「ショート・サーキット」という映画です。

この映画の主人公のロボット君が、書棚にある本を片っぱしから、記憶して、人間の知識を

身につけるというシーンがあるんですね。

もちろん、今日の作業は、本をスキャニングして、ただ　iPad に、取り込んだだけなのですが、

なにか不思議と、もうそれだけで、何十冊か分の本の知識を、そのまま、そっくりゲットしたような

気分になれております。

まあ、自慢じゃありませんが、僕の場合、あまり上等な頭は持っておりませんので、足りないところは、

ツールでフォローが基本。

明日からがまた、楽しそうだわいな。

 

 

 

 

裁断機

狭山のPCデポで見かけて、2分ほど思案。

購入してしまいました。

裁断機です。

ペーパーカッターですが、本の裁断用につくられています。

ちょうど、マイブームになっているペーパーレスライフに欠かせないと判断いたしました。

ブックスキャンの有料サービスも利用しましたが、値段はお手頃なものの、

なんせ待ち時間が半端て゛はありません。

前回利用で4カ月待ち。

いろいろ、見積してみましたが、どこも似たり寄ったり。

やはり、iPad などのブックリーダーを持っている人は、みんなその辺のストレスを

持っているようです。

とにかく、電子書籍店には、読みたい本が、まだまだ全然ない状態。

ないなら自分で作るしかないとは常々思っておりました。

僕の場合、富士通のスキャンスナップは持っていますので、裁断機さえあれば、

事実上、セルフ・ブックスキャンは可能。

そんなタイミングで、パソコン屋で、この裁断機を見つけたものですから、ほとんど衝動買い。

頑張って、半年後には、我が家の書棚にある本は、すべて、iPad に移動する予定。

音楽、映画、本は、iPad で、すべて持ち歩き。

ちょっとわくわくしますね。

 

ビートルズを歌おう !

5月4日は、新橋に繰り出して、カラオケをしてまいりました。

場所は、前回(1年前)と同じく、新橋の洋楽カラオケバー「BRUCE」。

去年とほぼ同じ顔ぶれでしたが、楽しい時間を過ごして参りました。

ネットで知り合った、カラオケ仲間のユニット「アラフィ」のお二方ももちろん参加。

まあ、50歳を超えても、いまだに、ビートルズと一声聞けば、黙っていられなくなります。

そして、そういう人たちが、僕以外にも、まだまだたくさんいるんだといううれしさ。

普通の人から見れば、「そんなこと知っていてどうするの」というようなトリビアで、

盛り上がれる快感。

僕よりももっとディープな人がいるんだなあという驚き。

それもこれも、つまるところ「ビートルズ」というバンドの楽曲の魅力に尽きるのでしょう。

ビートルズの魅力はコーラスにあり。

僕は、いまでもそう思っています。

それも、楽譜や音楽理論に法った杓子定規のコーラスではない。

メンパ－それぞれが、「音の気持よさ」と「自分の耳」だけをものさしにして、好き勝手に歌うハーモニーの魅力。

「キレイ」「美しい」というコーラスではなく、ただただ「気持ちいい」コーラス。

これが、ビートルズのコーラスの新骨頂です。

今回も、5時間という尺の中で、実に、85曲が飛び交いましたが、誰かが歌いだすと、もう居ても立ってもいられなくなって、バックコーラスのマイクに、我こそと群がる光景が、まさにビートルズのコーラスの魅力を物語っていました。

この人達は、間違いなくあと20年経っても、同じテンションで集まれるんだろうなあ。

さて、その85曲。

カラオケオンタイムで、幹事の「ばば」さんが、セットリストをアップしてくれておりましたので、

それをここにコピペいたします。

もちろん、sukebezizy が僕です。

今回の、「セルフしばり」は、ルーフトップセッション。

■　カラオケバーBRUCE カブトムシ祭り

セットリスト

1. Venus And Mars (Wings) - Kana 

2. I've Got A Feeling - sukebezizy 

3. I Should Have Known Better - ゆみりんこ 

4. Rocky Raccoon - unodos 

5. Norwegian Wood - スージー 

6. She's A Woman - 乙氏会長 

7. Tug Of War (Paul) - 三　サ　湯　♂ 

8. It's Only Love - ペンちゃん♪ 

9. The Long And Winding Road - health 

10 . Come Together - Duane 

11. The Night Before - かおり@元メグ 

12. Coming Up (Paul) - Jun-ji 

13. Here Today (Paul) - まま＠ 

14. One After 909 - ミラクル/乙氏会長 

15. She's Leaving Home - タ　カリン 

16. You Can't Do That - ばば 

17. Dig A Pony - sukebezizy 

18. Tell Me Why - ゆみりんこ 

19. Glass Onion - unodos 

20. Oh Yoko (John) - スージー 

21. Lucy In The Sky With Diamonds - 乙氏会長 

22. London Town (Paul) - 三　サ　湯　♂ 

23. Another Girl - ペンちゃん♪ 

24. I Will - health

25. A Day In The Life - Duane 

26. From Me To You - かおり@元メグ 

27. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band ～ 
With A Little Help From My Friends - Jun-ji & Todda's All Stars 

28. Got To Get You Into My Life - まま＠ 

29. Till There Was You - ミラクル 

30. Ticket To Ride - タ　カリン 

31. You're Sixteen (Ringo) - ばば 

32. Don't Let Me Down - sukebezizy 

33. Things We Said Today - ゆみりんこ 

34. Two Of Us - unodos 

35. You're Going To Lose That Girl - スージー 

36. Mother (John) - 乙氏会長 

37. Tomorrow (Paul & Linda) - 三　サ　湯　♂ 

38. Tell Me What You See - ペンちゃん♪ 

39. Oh! Darling - health

40. She Said,She Said - Duane 

41. Love Me Do - かおり@元メグ 

42. Goodnight Tonight (Paul) - Jun-ji 

43. Not A Second Time - まま＠ 

44. I Call Your Name - ミラクル 

45. Nowhere Man - タ　カリン 

46. You Won't See Me - ばば 

47. We Can Work It Out - Kana 　 
 
48. Get Back - sukebezizy 

49. I'll be back - ゆみりんこ 

50. Dear Prudence - unodos 
 
51. Bluebird (Wings) - スージー 

52. You've Got To Hide Your Love Away - 乙氏会長 

53. Rock And Roll Music - 三　サ　湯　♂ 

54. Help! - ペンちゃん♪ 

55. Mr.Moonlight - health 

56. Magical Mystery Tour - Duane 

57. Eight Days A Week - かおり@元メグ 

58. I'm Looking Through You - Jun-ji 

59. Give Me Love (George) - まま＠ 

60. I Saw Her Standing There - ミラクル 

61. Hello Goodbye - タ　カリン 

62. Only You (Ringo) - ばば

63. Jet - sukebezizy 

64. When I Get Home - ゆみりんこ 

65. Yes It Is - unodos 

66. English Tea - スージー 
（Paulの曲。マスキングです。可愛い曲） 

67. Kansas City - 乙氏会長 

68. Wait - YOKO 

69. Roll Over Beethoven - 三　サ　湯　♂ 

70. Let It Be - health 

71. You Can't Do That - Duane 

72. Hi Hi Hi (Wings) - Jun-ji 

73. I Want To Hold Your Hand - かおり@元メグ 

74. Lady Madonna - まま＠ 

75. Can't Buy Me Love - ミラクル 

76. Across The Universe - タ　カリン 

78. Strawberry Fields Forever - YOKO 

79. No Reply - Stormｃat 

ここでStormｃatさん登場！ 
おつかれさまでした。間に合ってよかった 

80. Band On The Run (Wings) - Kana 

81. Your Mother Should Know - ペンちゃん♪ 

82. I've Just Seen A Face - YOKO 

83. Run For Your Life - Stormｃat 

84. Devil In Her Heart - ばば 

85. Stars on　のメドレー　－　ＡＬＬ 

 

イベントの模様は、5時間全て録音させてもらいました。

この音源を、iPad に仕込んで、ちびちびと通勤の車中で聞くのが、毎度毎度のお楽しみ。

いまからニンマリです。

では、僕のルーフトップメドレーから1曲。

 DIG A PONY

 マスター、それから幹事のばばさん。それから、参加者の皆さん。

とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

ありがとうございます。

（フィナーレのスターズオンは都合によりカットいたしました)

震災の爪痕 09 浦安

都内に出る用事がありましたので、ちょっと早起きをして浦安まで足を伸ばしてみました。

先月の16日に、千葉から福島までの太平洋岸を北上して、今回の震災の爪痕を見てきましたが、

今回は、東京に一番近い被災地「浦安」の現状です。

晴天のゴールデンウイーク中日。

さわやかな春の風が吹く浦安の町には、とても静かで穏やかな時間が流れていました。

遠景で見る限りは、なんの変わりもない普段通りの、海を埋め立ててできたばかりの新しい街浦安。

しかし、一歩路地をはいると、そこには、いまだ修復ができないでいる「震災の爪痕」が、生々しく

残っていました。

震災から、1ヶ月半が過ぎ、あちこちの現場の補修工事もすすんでいましたが、あらためて、

液状化の破壊力を思い知らされました。

うまくいえませんが、なにかこう、街全体が微妙に傾いているという印象。

おそらくは、ここに住んでいる人たちの日常には、見た目からはわからない、けして「微妙ではない」」

影響が出ているのだと思います。

人間が、きっちりと作った都市の直線や曲線のフォルム。

自然が、それを鼻で笑うかのように、グンニャリとねじまげていった。

そんな光景でした。

 

 

義援金

義援金の募金箱にチャリンとお金を入れるたびに頭をかすめてましたね。

「これ、ちゃんと届くんだろうなあ。被災地に」

義援金は、基本的に善意ですから、おそらくは、管理が甘くなるのは必至。
そんな金が、いろいろな人の前を通過していくわけですから、確信犯で狙う人や、魔が差す人だっているんじゃないのかなあ。
ちょっとくらい、ガメても、誰も数えてやしないっショなんてね。

募金をする行為というのは、どこかマスターベーションなところがあります。
街頭や店頭でチョリーンと募金すれば、おお、俺っていいことしてるぞという気になれる。
そのマスターベーション。
だから、そこから先はどうなったのって、みなさん意外に関心が薄い気がしてます。

自分が寄付した義援金は、ちゃんと被災地に届いて、被災者の方の救援物資や家や道路の修繕に使われているのかどうか。
募金活動の方は、やたらニュースになるけど、その先は、まずニュースにしてくれない。
本当は、もっとそっちをちゃんと見てないといけないわけです。

でもまあ、そこらあたりは、ボランティアが基本だということになると、そうも厳しくできないかなあというところでしょうか。

今時は、路線便に荷物を出せば、「問い合わせ番号」で追っかけられて、受け取る方も、送る方も、荷物の配達状況がわかるシステムなんてあたりまえにあるんですから、義援金もそうすればいい。
もしくは、緊急NHKスペシャルで、義援金の流れをレポートして下さい。

少なくとも、そんな善意のお金が、実際に被災地まで届いていないのだとしたら、どこで止まっているかくらいは、払った方には知る権利はあるだろうし、知ってなきゃダメだと思いますね。

義援金というのは、当然ながら人々の善意なわけですから、基本として、携わるすべての人を「信じる」ということが暗黙の了解になってしまう気がするんです。

ですので、その致命的な脆弱性を狙う悪意のウイルスは、少なからずいると思って間違いない。

要するに、払う方も、募金募金で浮かれていてはいけないということです。

そこから先も、ちゃんと土俵の上にあげて、その行き先は、みんなで監視してないといけない。

先日、街に出た時に駅前で、ちょっとした義援金募集のイベントをやってたんですね。
けっこう、そこそこの方が募金に協力していました。
僕も給料をもらったばかりだったので、ちょっとふんぱつして1000円札を一枚。
かわいい女の子はあえて避けて、一番はじにいたオジサンの持っている箱に入れたんですね。
オジサンはちょっと意外な顔して僕に、「ありがとうございます」

そして、僕はちょっとこんなことを言ってみました。

「すいません。お名刺いただけますか。」