小林克也の「THE BEST HIT USA」は、1980年代当時、ほとんど唯一といっていいくらいの洋楽情報番組でした。
80年代初頭は、僕はすでに大学生でした。
番組で仕入れた情報を頭に入れて、当時巷にチラホラと出現し始めたレンタルレコードの「友&愛」や、「黎紅堂」で借りて、カセットに録音。
そして、これもまたボチボチと僕たちの音楽生活に浸透し始めていた「ウォークマン」でリスニング。
これが当時の若者の、音楽を楽しむライフスタイルでした。
そして、その当時に売れ出していたのが、ホール&オーツ。
彼らのキャリアは、70年代からですが、知られるようになったのはこの頃でした。
とにかく、「Kiss on my list 」がかっこよかった。
その曲が収録された彼らの12枚目のアルバム『Voices』は、なかなかレンタルでも借りれなくてイライラした覚えがあります。
そして、その次のアルバムが「Private Eyes」。
そして、「H2O」
この3枚をリリースしたあたりが、彼らの一番脂がのり切っていた時期。
ヒット曲も数多く出ました。
「I can't go for that」は、ブラック・コンテンポラリー・チャートでも1位を獲得。
彼らの音楽は、「Blue eyed soul」とも呼ばれていましたが、何かのインタビューでダリルがいってました。
「その言われ方は好きじゃない。」
黒人音楽を限りなくリスペクトする彼にとっては、その呼称は、非常に差別的に思えたのでしょう。
しかしまあ、とにかく、ブラックテイストのダリルの曲の歌い回しは、かっこいいの一言。
さんざん歌って、コピーしたものです。
今でもちゃんと覚えていましたね。
ホール&オーツ 歌いまくり !
コメント