日本のミュージックシーンにおいて、ユーミンと対極にいるのがこの人でしょうか。
二人の対談でユーミンがいってました。
「歌詞の中にでくる口紅という単語からイメージされる色が、明らかに違うのがすごい」
ユーミンの口紅は、グロス入りのバッションピンク。
中島みゆきは、したたるような真紅の薔薇色。
まあ、そんな感じでしょうか。
とにかく、ユーミン共々、その両極の世界で、40年以上にわたり、常に水準以上の楽曲を作り続けてきたエネルギーと実力には一目置きます。
特に彼女のファンというわけではありませんが、彼女の作品で心に残る楽曲が2曲。
ひとつは、「ホームにて」。
1977年6月にリリースされた3作目のオリジナルアルバム『あ・り・が・と・う』収録。
シングル『わかれうた』のB面。
教えてくれたのは、高校の時のクラスメイト。
しばらく聞いていなかったので、忘れかけてましたが、これは聞き直してアップいたします。
カラオケはありました。
それからもう一曲は「ファイト!」
これ実に、彼女らしい曲です。
歌詞が衝撃的なんですが、僕がいいと思ったのは、この「ファイト」のイントネーションが、部活でおなじみのあの掛け声と一緒なこと。
彼女の歌声は、世の中の理不尽さと、闘う若者たちにも、それからおじさんにもズッシリと響きます。
「闘う君の歌を、闘わない奴等が笑うだろう」
いいよね。
「いいよね」といっているのに、まだちゃんと歌えないのが歯がゆいところ。
こちらも、練習して、いずれアップします。
そういえば、福山雅治も、カバーアルバムで、この曲を取り上げてましたね。
それでは、とりあえず歌えるところから。
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