言わずと知れた、昭和歌謡界の女王。
やはりこの人の歌のうまさは天下一品。
演歌の歌手たちは、みんな相当なレッスンを積んでデビューしてきますから、みなさん歌は当然上手い。
でも、僕が聴くとどうしても気になってしまうのが、あの不必要に大仰なビブラート。
まあ、あれが演歌の歌唱と言ってしまえばそれまでなのですが、美空ひばりの場合は、それが楽曲にちゃんとフィットしていて、聴いていて違和感がないこと。
これは以前からそう思っていました。
演歌だけではなく、ロック調の曲から、ジャズまで、幅広いジャンルの楽曲に果敢に挑戦した彼女。
しかし、何を歌っても、美空ひばりは美空ひばり。
これは、唯一無二の存在感で、昭和の歌謡界に君臨し続けました。
彼女の大ファンが多いのは、僕よりももう一世代上の年配者。
けれど、彼女の楽曲の魅力は、コテコテの洋画世代の僕にも十分に理解できます。
昭和歌謡を歌いたくなると、どうしたった彼女は出てきますね。
美空ひばり 歌いまくり !
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