さあ、待ちに待った春到来です。
待望の野菜作りがいよいよスタート。
今回は、自分なりに、自然農法の勉強もしてみました。
野菜たちの育つ力を最大限に活用する農法です。
もちろん、仕事をしながらの野菜作りですから、野菜たちにとって痒いところに手の届くというわけにはいきません。
やれるのは出来るところまで。
それでも、野菜に最大限ストレスを与えないサポートをして、自由にのびのびと育ってもらいたいところ。
そして、もう1つの目標は、畑の恵みは全て胃袋へ。
もちろん作って食べまくります。お裾分けもしまくります。
保存できるものはきちんと保存。
目指すのは、「食品ロスゼロ」ですね。
自分たちで、野菜作りをしていると、この想いはごく自然と芽生えてきます。
とにかく収穫した野菜は無駄にしない。
野菜作りをしてきたおかげで、自分で料理もするようになりました。
決して、褒められるような美味しい料理は作れませんが、それでも野菜を無駄でにしないということでは貢献できそうです。
さて、まずは畑の片付けから。
畑には、畑から出たもの以外は残さない。
これが畑作りの鉄則です。
畑から出たものは、すべて畑の中で無駄なく循環されます。
しかし、畑にはそうではないゴミがいっぱい。
マルチを剥いだビニール片、看板に使用したラミネート、ネットを固定したクリップ、支柱などなど。
これらは、可能な限り綺麗に畑から取り除きます。
片付け前の畑はこんな感じ。
まずはこれをせっせと綺麗にしました。
そして、お次に藁振り。
実は、去年の大雨の時、河川敷に大量に打ち寄せられた藁を、師匠たちが貰い受けてきていたんですね。
その藁が、畑には大量にキープ。
これを綺麗にした畑に撒きます。
藁は、実は自然農法には、大変重要なアイテム。
勉強した本にはこうありました。
「藁には、保水、保温、除草、発芽および地力対策、雀よけ対策などオールマイティな効果がある。」
その藁がふんだんにあるのはしめたもの。
即実践ということで、まずはセッセと畑に藁ふりです。
そして、その上から顆粒の石灰をまんべんなく撒いて準備完了。
あとは、トラクターを入れて、土をやや浅めに掻き回します。
これで、土作り完了。
これで、ようやく野菜作りのスタートラインです。
来週の日曜日に、マルチを張って、およそ二週間程度寝かせてから、いよいよゴルデンウィーク前から苗植えということになります。
いやあ、楽しみ楽しみ。
さて、実は畑には、冬越しの野菜がいくつか栽培されています。
ネギとのらぼう菜と玉ねぎです。
玉ねぎは師匠曰く、残念ながら失敗。
時間が取れなくて、手間をかけきれなかったとのこと。
しかし、この「のらぼう菜」は見事に実りました。
「のらぼう菜」は、武蔵野地方の特産野菜。
クセがなく、さっぱりしておいしい青物野菜。
これはお持ち帰りして、さっそくおひたしにいたしました。
これを日曜日に我が家にみえたお客様にふるまったところ大好評。
お土産もお持ち帰りいただきました。
ネギは、今回は焼きネギにして、焼肉のたれでいただきました。
こちらも好評。
青い部分も、もちろん捨てません。
蕎麦の薬味用に、フードプロセッサーでみじん切りにして真空パック。
とにかく、とれたての野菜は、どう料理してもおいしいもの。
定年まで残すところあと一年。
今年も、しっかりと野菜作りを勉強して、老後の生活の糧にしたいところです。
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