畑仕事の帰り、加治丘陵を歩いてきました。
ここは、我が社のお膝元。
加治丘陵周辺の道路は、仕事でも通勤でも、さんざん走っている馴染みの道。
しかし、周りの道はよくわかっていても、肝心の加治丘陵は歩いたことがありませんでしたね。
この加治丘陵の散策コースに、我が社が入間市に寄贈した「東屋」があるということなので、それを探してみることにしました。
入口は、「あけぼの子供の森公園」。
この公園は、頭に「トーベ・ヤンソン」がつきます。
トーベ・ヤンソンといえば、ご存知「ムーミン」の作者。
フィンランドの女性童話作家です。
つい3月には、飯能の宮沢湖畔に「メッツァ」がオープンしたばかり。
ここの目玉は「ムーミン・バレー・パーク」。
ムーミンの世界が、大幅にグレードアップして展開されています。
そもそも、なんで飯能にムーミン谷なのか。
ちょっと気になって調べてみました。
すると、もともとは、特にムーミンを意識せずに、北欧風をコンセプトに作られたのが「あけぼの子どもの森公園」。
でも、その雰囲気や、自然環境が、まるで「ムーミン谷」のようだという評判が口コミで広まり、そのうち飯能市も意識するようになっという流れのようです。
そして、その実績を認められ、トーベ・ヤンソンの名前を使用することを許可され、ムーミン・テーマ・パークの誘致にも成功したとのこと。
僕も、子供の頃にムーミンはしっかり見ていました。
岸田今日子さんの声も鮮明に覚えています。
特に好きだったのは、ノンノンの兄役のスノーク。声が広川太一郎。
そして、なんといっても、風来坊スナフキンの歌う「お寂し山」のテーマ。
これには、子供心にしびれました。
日曜日ともなれば、家族づれの客は、「メッツァ」にとられているのではと思いましたが、本日の「あけぼの子どもの森公園」の駐車場は満車状態。
家族づれで大いに賑わっていました。
やはり、なんといってもこちらは無料ですからね。
この公園から、急な山道を登って、加治丘陵の散策コースに合流。
散策コースは、北コースと南コースがあります。
まずは、北コースの方から。
散策道は、舗装されていて、比較的歩きやすかったです。
探検の森休憩園地を過ぎたあたりに、まず東屋を1つ発見。
このどこかに、我が社の名前が刻んであるのかなと思って、ぐるりと確認しましたが、それらしきものはなし。
その先に行くと、急に視界がひらけて「山仕事の広場」に到着。
そのまま、北のコースを終点まで歩きましたが、東屋はその1つだけ。
南コースにまわって、しばらく登っていくと桜山展望台。
この脇にも、東屋をひとつ発見。
しかし、この東屋にも、寄贈会社名の刻印はなし。
我が社が寄贈したものかどうかの確認はできませんでした。
さて、毎度のことながら、バカは高いところに登りたがる。
ここまできて、地元の360度パノラマを見ないではないだろうと、展望台のてっぺんに登ってみました。
本日は晴天。
日頃、走り回っている入間・飯能エリアが、いつもとは別アングルで一望できました。
この桜山展望台の標高は、わずか189mしかありませんが、それだけに、風景は超間近。
遠くは、筑波山、高尾山、武甲山、伊豆ヶ岳、雲取山。
近くは、天覧山、六道山、狭山丘陵、横田基地、西武ドーム、駿河台大学キャンパスまで、はっきりクッキリ確認できました。
“夏も近く八十八夜 野にも山にも若葉が茂る”
そして、ご存知入間名物の茶畑では、そろそろ「茶摘み」が始まります。
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