久しぶりに、東松山に行きました。
出かけたのは、「東松山レトロポップ食堂」
土曜日の午前中の東松山駅周辺は、ほぼシャッターオフ。
シャッター商店街というよりは、夜のお店が多い界隈でした。
コーヒーを飲むお店も探せず、中へ入ったらここだけは、ビートルズマニアたちの熱気でムンムン。
チラシの口上。
「関東を代表するビートルズバンド集合!」
実は、木曜日にも、川越のライブカフェ「Jammin’」にお邪魔して、ビートルズを楽しませてもらったのですが、ここで友人から、このイベントのお誘いを受けという流れです。
もちろん、川越でビートルズを歌わせてくれた面々も、ビートルズ祭りにエントリー。
木曜日に一緒にセッションした方の顔も会場にはチラホラ。
ビートルズのリアルタイム世代は、僕より少々上の団塊の世代の皆様なのですが、会場には明らかに、今年還暦の僕よりも若い世代のビートルズフリークたちもたくさん。
もしかしたら、そちらの数の方が多かったかもしれません。
ビートルズの音楽の魅力は、世代を超える。
これは、僕のようなロートルファンには嬉しい限り。
彼らのビートルズなりきり演奏をたっぷり堪能させてもらいました。
お店のステージは、ビートルズのデビュー前のホームグラウンドだった「キャバーンクラブ」の趣き。
出演バンドは三組。
Plastic Soul
このバンドの中に、木曜日のセッションをしたメンバーがいました。
ビートルズのシェアスタジアム・ライブのときのジャケットに身を包んだ面々。
演奏曲は、木曜日にも聞いた曲が数曲。
おそらく、この本番を意識して練習されていたのでしょう。
演奏も、僕らの勝手なリクエストに応えて演奏してくれていた木曜日よりも、さすがにバッチリ決まっていました。
演奏ももちろんですか、特にコーラスワークですね。
ビートルズが、コーラスバンドであることを、改めて思い知った次第。
ちなみに、ビートルズの三声ハーモニーの代表曲「Nowhere Man」は、奇しくも三バンドとも演奏されていました。
2組目は、The Beatroots
メンバーは、横浜や成田在住だと、MCで言っていました。
ジョンの方のヘアスタイルが、ライブ演奏をしていた頃のジョンにそっくりでニヤリ。
ライブ中のMCも、ビートルズのライブで聞いたことがある、おなじみのフレーズが満載。
やっている皆さんが誰よりも楽しんでいましたね。
おそらくは、ビートルズのライブは、何度もみてコピーされたのだと思います。
こちらは、全員黒のスーツで、初期のビートルズそのまま。
ジョージ・ハリスンの方は、若かったなあ。
3組目は、The Beaticks
「ビーチクではありません。ビーチックスです。」とはMCの方の弁。
このバンドは、女性のキーボードがフュチャーされていて、選曲が他のバンドとは一味違いました。
中でも圧巻だったのは、「In My Life」の間奏。
アルバムでは、ジョージ・マーティンが、チェンバロ風のピアノを弾いていましたが、これを見事に再現。
会場からは拍手が起こっていました。
それから、ラストのメドレー。
Get Back 〜 SGT.Pepper’s Lonely Hearts Club Band 〜 The End
本邦初公開という、如何にもポールがライブでやりそうなアレンジで、演奏を締めてくれました。
最後は、ステージに上げてもらって、2曲ほど歌わせてもらいましたが、「Oh! Darling」は完全自爆。
2曲目の「Get Back」は、なんとかカッコがつきましたので、ここでご披露いたします。
定年退職後のはじめてのお盆休みの初日。
土曜日の真っ昼間に、東松山でビートルズを歌っている自分におもわずビックリですが、楽しませていただきました。
ありがとうございます。
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