さて、梅雨に入ると、水やりの時間は短縮されますので、セッセと草むしりです。
サラリーマン現役中は、1週間に一度しか畑に来られなかったので、なかなか草むしりに手が回りませんでした。
この時期は、雑草も一気に伸び始めます。
仲間三人も、仕事を抱えながらの、野良仕事でしたので、気がつけば、あっという間に畑は雑草が生茂る状態。
あまり伸び放題では具合が悪いので、ある程度まで伸びると、師匠が草刈機を持ち出して来て、一気に刈りとって、体裁を整えていました。
草刈機を使えば、広範囲を短時間で刈れるのですが、どうしても上っ面を撫でるだけになりますので、根から抜くことは出来ません
散髪で言えば、一分か二分刈り程度。
この状態ですと、雑草はせっかく刈っても、またすぐに、伸びてきてしまいます。
時間があれば、鎌を片手に、根こそぎ草取りをするのがベスト。
これで、綺麗に雑草を刈り取っても、やはり連中はすぐに生えてきますが、また発芽からになりますので、草刈機を使うよりも、はるかに時間は稼げます。
そして、一度こうしておけば、またチョロチョロと生え始めても、草かきでかけますので後が楽になります。
今までは、この草取り作業を簡単にするために、会社のお古がふんだんにある建築用シートを畝の間に敷き詰めていました。
しかし、今年はやっと畑に毎日畑に行ける身分になりましたので、敢然と一人草むしりにチャレンジ。
今のところは、なんとか追っ付いています。
この時期に、これだけ雑草をきれいにできているのは、この畑で野菜を作り始めてから初めてのこと。
もちろん、もっと広い畑を使うプロであれば、太陽熱マルチ殺草処理をして、雑草対策をするのですが、我が畑はそれをするまでもない広さ。
もちろん、除草剤も使いません。
というわけで、とりあえず、今シーズンは、手作業で地道に頑張ることにいたします。
冒頭の写真の畦道の部分は、地元の方が、草刈機で1週間くらい前に刈ってくれたもの。
左側の部分が、手作業で草取りををしたところ。
これだけ違います。
そして、今日草むしりしてきたのはここ。
この土手の部分は綺麗にしてきました。
草むしりは、農作業の中では、地味な仕事。
これを好きだという人はなかなかいないのですが、僕は結構嫌いではありません。
胸ポケットのスマホで、音楽を聴きながら、鼻歌まじりでやっていると、けっこう楽しめる作業。
今までやりきれなかった仇を撃つべく、今年はしっかりと、草むしりに精を出すことにいたします。
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