今話題の、ChatGPTを使って、久しぶりに作詞をしてみました。
テーマにしたのは、社会学者クロード・レヴィ=ストロースの著書「野生の思考」。
手順はこうです。
まず、AIに「野生の思考」の中で、比較的多く使われる単語を、アトランダムに抽出してもらい、その意味も説明してもらいます。
この作業を、あちら様は、ほんの1分程度でやってのけますので、ひたすら感嘆。
見事なものです。
個人作業なら、それだけで一ヶ月はかかりますな。
次に、その単語の中から、歌詞に使えそうなものを選ぶのは、こちらの仕事。
それを抜き出したら、再びAIに「この単語を使って、歌詞を作って」と依頼します。
それがこちら。
ブリコラージュのように集めた
カモフラージュの中で隠れた
サボタージュの罠に陥ったり
ミラージュに騙されたり
ルポルタージュの記事に影響されたり
コンシェルジュに導かれたり
構造の中には矛盾もある
エスノグラフィで発見したものもある
ホモ・クラウスの行動に戸惑い
シンボリズムで感情を表現する
マルチ・バラエティなこの世界で
神話に翻弄されたり
プロパガンダに騙されたり
アイデンティティを模索したり
モダニズムに酔いしれたり
タブーを破り、トランスナショナルになって
野生の思考を追求する
自分自身を知り、世界を知る
野生の思考で新しい未来を切り拓く
これでは、あまりにセンスがないので、今度はこちらの出番です。
難しい単語のオンパレードですが、そこはある意味「狙い」ですので、これを意味が通るように再構築しました。
ただ一曲にするには、ちょっと分量が足りなかったので、今度はそのサンプルを提示した上で、あちら様にこの続きを作ってとお願いしたら、今度はなかなかのものを返してきました。
そうして出来上がったのが以下の歌詞です。
ざっと一時間くらいで完成しました。
完全に、AIと百姓の競作ですね。
三十代までは、バンドなどもやっていて、結構曲は作っていましたが、40代からは感性の劣化著しく、完成した歌詞は一つもありません。
久しぶりにプチ充実感ですね。
もちろん、こんな歌詞、1人では書けやしません。
これに曲をつけようと思えば、この歌詞もまた色々といじりたくなるのですが、今日はここまででよしとします。
どなたか、作曲編曲していただける方がいらっしゃいましたら、是非コラボいたしましょう。
いずれにしても、ChatGPT様様です。
なんとも便利なオモチャが登場してワクワクしています。これからの老後も色々と遊んでくれそう。
楽しみです。
ちなみに画像の方も、AI Picasso という画像生成ソフトに、「野生の思考」とテキスト・データを入れて作ってもらいました。
ああ。面白かった。
野生の思考
ブリコラージュを紡ぐコンシェルジュ
サボタージュを煽るルポルタージュ
マルチ・バラエティなこの世界で
神話は死に
プロパガンダは叫ぶ
アイデンティティはモダニズムの海で
呼吸を止め
ホモ・クラウスは彷徨う
曖昧なシンボリズム
本能が拒むトランスナショナル
構造の中に真実はあるのか
無意識の中に永遠はあるのか
野生の風が大地を渡る
野生の風が全てを飲み込む
生命が紡ぐ糸の中にある
矛盾と共存していることを
エスノグラフィが告げる
タブーを越えた先にあるものを
プロパガンダは決して伝えない
その先にあるものを見るために
野生の思考が今、動き出す
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