「あなたに聞かせたい1000曲」
今の若い方たちって、「洋楽」との接点て、どれくらいあるのでしょう。
レンタルCD店にいっても、洋楽といえば、基本的に懐メロばかり。新作は、発売から1年たたないと、並びません。
洋楽の情報番組といえば、僕の知る限り、小林克也氏の「ベストヒットUSA」があるだけ。
FMラジオあたりで、新曲情報は仕入れるのでしょうが、たとえば、欲しい曲が1曲であっても、洋楽のシングルCDというのはありませんから、音源が欲しければ、CDアルバムを買うか、音楽サイトからダウンロードするしかなく、J-POPSで好きな曲を集めるよりも、コストも高くなりますよね。
この状況では、やはり洋楽が、一番のお客様である、10代20代の若者に浸透するのは難しいでしょう。
そこへいくと、70年代から80年代前半までは、洋楽は、しっかりと市民権を得ておりました。
洋楽が、天地真理や西条秀樹の歌謡曲と肩を並べて、ヒットチャートの上位を飾るなんてことは、全然めずらしくなかった。
カラオケに行って、いまどきの若者の前で、70年代の洋楽を歌ったりしますと、ドン引きされてしまうことが多いのですが、別にこっちとしては、かっこつけているわけではなく、見栄を張っているわけでもないんですって。
30代の人たちが、「TRUE LOVE」や「GET ALONG TOGETHER」なんかの、90年代のラブバラードを今懐かしんで歌うように(「R35」なんてアルバムが売れているようです)、我々の世代が、多感だった頃に聞いた70年代のポップスには、あたりまえに洋楽が、がんばっていただけのこと。
今の若い方たちって、「洋楽」との接点て、どれくらいあるのでしょう。
レンタルCD店にいっても、洋楽といえば、基本的に懐メロばかり。新作は、発売から1年たたないと、並びません。
洋楽の情報番組といえば、僕の知る限り、小林克也氏の「ベストヒットUSA」があるだけ。
FMラジオあたりで、新曲情報は仕入れるのでしょうが、たとえば、欲しい曲が1曲であっても、洋楽のシングルCDというのはありませんから、音源が欲しければ、CDアルバムを買うか、音楽サイトからダウンロードするしかなく、J-POPSで好きな曲を集めるよりも、コストも高くなりますよね。
この状況では、やはり洋楽が、一番のお客様である、10代20代の若者に浸透するのは難しいでしょう。
そこへいくと、70年代から80年代前半までは、洋楽は、しっかりと市民権を得ておりました。
洋楽が、天地真理や西条秀樹の歌謡曲と肩を並べて、ヒットチャートの上位を飾るなんてことは、全然めずらしくなかった。
カラオケに行って、いまどきの若者の前で、70年代の洋楽を歌ったりしますと、ドン引きされてしまうことが多いのですが、別にこっちとしては、かっこつけているわけではなく、見栄を張っているわけでもないんですって。
30代の人たちが、「TRUE LOVE」や「GET ALONG TOGETHER」なんかの、90年代のラブバラードを今懐かしんで歌うように(「R35」なんてアルバムが売れているようです)、我々の世代が、多感だった頃に聞いた70年代のポップスには、あたりまえに洋楽が、がんばっていただけのこと。
さあ、そこで、今回は、「あなたに聞かせたい1000曲」の中から、僕にとっての、初洋楽体験になった曲はなんだったかと、itunes のリストを眺めてみました。
そうです。これです、これ。
そうです。これです、これ。
男の世界/ジェリー・ウォレス」(MANDOM-LOVERS OF THE WORLD/JERRY WALLACE)
70年10月19日~11月2日(3週)
30代以上の人ならチャールズ・ブロンソンが「うーん、マンダム」と顎をさするコマーシャルを覚えていないという人はいないでしょう。
このCMのバックに流れていたのが、この「男の世界」でした。
当初はレコード化の予定はなかったようですが、この「男の世界」が、あまりに効果的なBGMであったため、急遽シングル化。
これは、我が国のみのシングルです。この頃は、日本だけでしかシングルカットされていない曲って、けっこうありましたよ。
ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」や、オリヴィア・ニュートン=ジョンの 「春風の誘惑」なんかはそう ですね。
「男の世界」は、発売後2ヶ月で23万枚(最終的には74万枚)のセールスを記録する大ヒットとなりました。
おそらくこの曲が、イメージソングのレコード化の第1号だったはずです。
レコードジャケットにチャールズ・ブロンソンが使われていたため、この歌は、ブロンソンが歌っていたと勘違いする人は多かったんじゃないでしょうか。
もちろん、僕もそのひとり。
歌っているのは、ジェリー・ウォレスというアメリカのカントリーシンガーでした。
さて、このCMソングの大ヒットで、この会社は、なんとそのまま、会社名を「マンダム」に社名変更してしまいましたが、もともとは、「丹頂」という名前で、 「丹頂チック」という「固形のり」状の整髪料を発売しておりました。
今で言うスーパーハード整髪料です。
ドライヤーなどなかった昔は、リーゼントなどの、髪をガチガチにキメるのには、この丹頂チックが使われておりました。
あの頃の「ツッパリ」たちには、ご用達の製品。同じマンダムからは、「丹頂ポマード」なんて製品も出ていましたね。
このレコードがヒットした当時、僕は小学校5年生。
友人のお兄さんがこのレコードをもっていたので、この友人の家に遊びにいっては、よくこの歌を聞かせてもらった記憶が鮮明です。
英語の歌詞なんて、もちろんわかるわけがありませんでしたが、当時は、歌詞を聴いては、それをカタカナで、紙に書き取って、メチャクチャ英語でうたっておりました。
♪
Mandom Lovers Of The World
Jerry Wallace
All the world loves a lover
All the girls in a every landom and
To know
The joy of loving
Is to live in the world
Of Mandom
There's a some one who's waiting for you
Soon the world will be yours for a toy the
Music starts to play
Night will turn to day the
Darkness disappears
When the one you love in near
You're in mandom
あの頃、よくやったいたずら。
「あれ、アゴのところに、なんかついてるよ!」
友人が、いぶかしげにアゴのところにそっと手をやるとすかさず一言。
「うーん、マンタ゜ム!」
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