中国で初開催された第29回オリンピック北京大会は24日夜、当地の国家体育場(愛称・鳥の巣)で閉会式が行われ、ついに閉幕を迎えました。
大会運営の大きな混乱や、テロなどの妨害行為が起こることもなく、17日間の平和とスポーツの祭典は無事にフィナーレ。
さて、閉会式。
入場に先立つ国旗入場では、競泳平泳ぎで2大会連続2冠を遂げた北島康介が国旗を持って入場。
北島は、競技終了後に一度帰国して、またこの閉会式のために北京にトンボ帰りの模様。
勝負で破れ、悔し涙にくれた選手たちも、このセレモニーではみんな満面の笑顔。
ほとんどの選手が、デジカメでパチリパチリか、携帯で家族や友人に、あるいは恋人に実況中継していました。
いいでしょう。いいでしょう。
勝った人も、負けた人も、ここは、素直に、お楽しみくださいませ。本当に、お疲れ様でした。
さあ、次回2012年の第30回オリンピック開催都市のロンドンです。
オリンピック旗が、ロンドン市長に渡された後、会場には、ロンドン名物の二階建てバスが登場。
その二階部分が割れて、中から登場してきたのが、イギリスの女性歌手レオナ・ルイス。
朗々と、「GOD SAVE THE QUEEN」(イギリス国歌)でも、歌い上げると思いきや、歌いだしたのがなんとレッド・ツェッペリンの「WHOLE LOTTA LOVE」(胸いっぱいの愛を)。
もしやと目を凝らしていると、隣からステージがするするとせりあがってきて、御年64歳のジミー・ペイジが登場。
あのギターリフが9万人のスタジアムに響き渡りました。
70年代に青春時代を送った、世界中のオジサンたちは、僕も含め大歓声。
実況のアナウンサーは、さすがにNHKらしく、「あれは、ジミー・ペイジさんですね」なんてやってましたが、ジミー・ペイジをコールするときに、「さん」はいりません。
「オン・ギター。ジミー・ペイジ!」
やはり、こういきましょう。
さてこの後には、英国サッカー界のスター、デービッド・ベッカムも登場。
また、ジャッキー・チェンも顔を見せ、セレモニーを盛り上げていました。
17日間にわたり燃え続けてきた聖火台の火は静かに消え、北京時間午後10時、閉会式はつつがなく終了。
閉会式は、日曜日ということもあり、最後まで見てしまいましたが、もちろんHDDレコーダーにも、バッチリ録画・・・・
とおもいきや、翌朝、チェックしたら、大悲鳴です。
「うそーっ」
なんと、「録画エラー」になっているではありませんか。
ここまで、完璧に「北京オリンピック」を録画してきたのに、最後の最後で大チョンボ。
満点の演技をしてきて、最後の着地でコケてしまった感じです。残念。
どうやら、裏番組でやっていた「サザンオールスタース30周年記念ライブ」を、予約していたのがエラーの原因の模様。
すかさず、民放の朝の情報番組でやっていた閉会式ハイライトシーンを録画しましたが、これは、どうしても朝の番組ということで、時間のテロップや、天気予報のテロップが入ったりでちょっと苦しい。
しょうがない。後の祭りですね。ガッカリです。
国際オリンピック委員会のジャック・ロゲ会長のお言葉。
「今夜、栄光の17日間は終わりますが、(このオリンピックの記憶は)我々の胸に永遠に残るでしょう。」
選手のみなさん、本当にお疲れ様でした。
Good job!
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