「読売新聞社が4~5日に行った全国世論調査(面接方式)によると、この1か月間に本を1冊以上読んだ人は54%だった。
昨年の48%を6ポイント上回り、本に親しむ人の割合は高まった。」
インターネットを親しむ身になって、しみじみ思うこと。
新聞は読まなくなりましたが、読書の量は確実に増えていますね。
なぜかと考えてみました。
やはり、今のところ、一番手っ取り早い情報ゲットの方法は、インターネット。
しかし、キーワードから検索するインターネットの情報は、基本的に、見出しの一気一覧読みとなります。
いろんな人の、いろんな角度からの情報を、ヘッドライン的に、流し読みするには、なんといってもインターネットは圧倒的に便利。
しかし、気になった「情報」を縦に深読みしたいということになると、インターネット式は、いささか不便。
このストレスは、やはり「読書」でないと解決しませんね。
なにか、興味のわいた気になる情報は、とりあえずインターネットで検索。
さらに、突っ込んで知りたいと思ったら、関連の本を購入して読書。
これだけ検索エンジンの発達した時代になっても、やはり本は本。
「起承転結」のある文章を読めば、理解はそれなりに深まり、知的好奇心も満足させてくれます。
インターネットが発達すればするほど、読書のニーズは、それと比例して増加するような気がします。
マニアックでディープな本が、再脚光を浴びてくるんじゃないでしょうかね。
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