さて、「オルゴールの森」を満喫して、お次はどうしましょう。
オバチャマの一人が、西湖のほとりの「いやしの里」はよかったですよというご意見。
じゃあそうしましょうということで、河口湖のお隣にある西湖に足を伸ばしました。
湖北の道の紅葉は、ちょうど見頃。
広い道ではありませんでしたので、この紅葉をゆっくりと眺めながら行こうという車は、みんなノロノロ。
これで、自然渋滞ができておりました。
西湖いやしの里・根場は、西湖の西端にあります。「根場」と書いて、「ねんば」と読みます。
かつては美しい富士を背に並んでいた茅葺き屋根が、昭和41年の災害により甚大な被害を受け、その殆どんどが消失したんだそうです。
富士河口湖町は、これはえらいこっちゃと日本の原風景である茅葺き屋根の集落を甦らせるべく、大プロジェクトを決行。
根場の集落はまだ復原の途上のようでしたが、外観を見る限り、かなり雰囲気が出ていましたね。
同じ藁葺き屋根の村落とはいっても、9月に行った「白川郷」の合掌造りとは、また違う趣の藁葺き屋根。
建物の中はお店や各種の展示場となっていいる家がほとんどで、白川郷のように、住まいそのものを開放しているというわけではありません。
各家が、地域の伝統を紹介するユニークな美術館兼体験スポットとなっています。
人形、和紙、焼き物、蕎麦の店、コンニャクの店など、年配の方々には、懐かしい風景。
子供の頃の記憶が甦って、懐かしそうな目になっている人がけっこういました。
この日は、残念ながら曇り。
これで、富士山が背景に見えていれば、言うことはなかったなあ
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