2008年度をしめくくる「紅白歌合戦」
チラリチラリと見ていましたが、運がいいのか悪いのか、見るたびに演歌の方にあたってしまいました。
五木ひろしの「凍て鶴」
伍代夏子「京都二年坂」
これ知らない。
森進一「おふくろさん」
美川憲一「さそり座の女」
石川さゆり「天城越え」
え? これって今年の曲?
といいますか、僕はこう見えましても、1ヶ月に一度は、「TSUTAYA
」へいって、ランキング10位までのCDは、マメに仕入れてipod に入れて聞いているという、社会に目を開いた50歳(?)。
ですから、「いきものががり」も「東方神起」も知っております。
これは、「好き嫌い」は関係なし。オジサンの社会勉強のつもりですね。
しかしですよ。
その僕が、ほとんど耳にすることのなかった歌が、紅白ではじめてみみにするということが最近はやたらと多い。
今年のラインナップもまたしかりですね。
その年の代表曲で、一年をしめくくるはずの「紅白」で、「売れた曲」よりも、「売れているわけがない演歌」や「昔の曲」が幅を利かせるという不可解な現象。
ちなみに、ORICON の年間ランキングベスト100と、紅白出場曲を並べて見てみましたが、リンクしているのは明らかに半分以下。
これでは、2008年を締めくくるイベントとはちょいといいがたいですよね。
しばらくすると年末番組の視聴率が発表されて、NHK担当者は、この数字に「一喜一憂」するのでしょうが、もともと国民の受信料で生計を立てている放送局なんですから、そんなのどうでもいいじゃないですか。
10人中9人が知らない演歌をサービスして、年配の人に媚を売って視聴率を稼ぐなんて姑息な頭を回さないで、ここは、NHKらしく、もっと「正確」な音楽番組作りをしてほしいものです。
だってさあ。
2008年の紅白歌合戦にですよ。
布施明が出てきて「君は薔薇より美しい」を熱唱するのって、やっぱり「変」でしょう。
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