東宝特撮シリーズの、大御所といえば、やはり「ゴジラ」です。
自分のDVDコレクションを引っ張り出してきて、改めて、この「ゴジラ」シリーズと、東宝特撮怪獣映画を再見しています。
「ゴジラ」は、今ちょっとしたマイブームになっております。
で、その原点といいますか、記念すべき1作目がこの「ゴジラ」。
昭和29年の作品ですから、僕の生まれる5年前に作られています。55年前ですね。
監督は、本多猪四郎。
もちろん、僕がこの作品をはじめて見たのは、ずっと後のこと。
たぶん、テレビ放送です。
僕が、はじめて、ゴジラをスクリーンで見たのは、たぶん「モスラ対ゴジラ」
シネマスコープのワイドスクリーンで暴れまわるカラーのゴジラをすでに見ていましたから、真空管テレビの小さな画面で、こじんまりと暴れているゴジラは、ひたすら暗い印象。
もちろん、モノクロ映画でしたから余計です。
しかし、この「ゴジラ」第一作目は、日本のみならず、海外で高い評価を得て、あの「鬼警部アイアンサイド」の、レシモンド・バーの出演シーンを追加する形で、アメリカ公開版が作成されたのは有名な話。
日本にとっても、貴重な外貨獲得商品として、ハリウッドのスターを招いて、シーリーズ作品が作られていきましたね。
ということで、この映画の中で、はじめてゴジラが登場する記念すべきシーンをこの映画の「おもわずドキリ」にしておきましょう。
志村喬演じる生物学者・山根博士率いる調査団が向かったのが大戸島。
水爆実験で、永い眠りから覚めた怪獣ゴジラが、あの雄たけびとともに、山の尾根の向こうから、ついにその姿を現します。
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