久しぶりに、川崎へ出まして、帰りに駅前をブラリとしましたが、ずいぶんと変わりましたね。
その昔は、「泡」できれいになっていた街(特に男性)でしたが、今は、そっち方面のネオンは、駅前からは見えません。
ずいぶんと、洗練された駅前のネオンを眺めて帰ってまいりました。
帰ってきた我が家は、川越の荒川土手沿いなのですが、駐車場に車を止めて、部屋に向かうと、土手に向かってなにやら親子連れが、防寒の完全武装をして歩いてきます。
親子は、夜空を見上げながら歩いてきました。
チラリと聞こえた会話。
「おとうさん、流れ星見えるかな。」
「ふたご座ってどっちだ?」
部屋に帰って、早速 Googleしてみました。
なるほど、「ふたご座流星群」が、12月中旬に見ごろになるんですな。
彼女と盛り上がりたい日本全国の男子は、今頃星空がきれいに見えるとっておきのスポットに出かけて、勝負をかけていることでしょう。
流星とは、宇宙空間にある小石ほどのチリの粒が地球の大気に飛び込んできて、激しく摩擦を起こし、高温になると光って見える現象。
これは学校の理科で習いました。
チリの粒を放出するのは主に彗星。
ですから、彗星の軌道と地球の軌道が交差するところで、流星群が出現するという理屈です。
彗星と地球の軌道は、ほぼ定期的な周期になっていますから、「ふたご座流星群」は、毎年この時期ということになります。
空を見上げたら流れ星が見れる可能性の高い「流星群」の時期は、主なところで年に3回。
1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」、そして、この時期の「ふたご座流星群」。
なんで、それぞれに星座の名前がついているか。
流れ星の流れ方を、地上から見ると、その流星群に属している流星は、それぞれの星座からから、放射状に飛び出すように見えるんですね。
ですから、流星が飛び出す中心となる「放射点」にある星座にあわせて、それぞれの名前で呼ぶわけです。
ふたご座流星群の母天体の名前は、最近の研究で「小惑星ファエトン」であることが解ってきました。
こんなウンチクを仕込んで、夜空を見上げるのも悪くはないかと思って、ちょいと久しぶりに、土手に出て、夜空を見上げてみましたが、川越の空は曇天で星はひとつも見えず。
せっかくの新月で、月明かりがない絶好の夜空なのに、残念でした。
「星降る夜空」は、見えませんでしたので、オジサンは、敏いとうとハッピーアンドブルーの「星降る街角」で「ワントゥ!」でも、仕込んでおくとしましょう。
よし、あと10年したら、絶対に、いつでも「星空」の見える田舎に引っ越すぞ。
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