去年、青果市場に出入りしているチームから、「デコポン」という果物をもらって以来、これに目がありません。
今年も、「デコポン」のシーズンがやってきました。
「デコポン」というのは、実は登録商標。
柑橘類の「不知火」という品種のうち、一定の基準をクリアしたエリートが、この名前を名乗れます。
まあ、簡単に言ってしまえば、「おばけみかん」。
この「デコポン」は、寒さに弱い為、熊本県産を始めとする九州産が全体の生産量の8割を占めるそうです。
ハウス栽培されたものが、初冬から春先にかけてが旬。
低温貯蔵されたものならば、6月上旬まで出荷されています。。
この「でこぽん」は、一見すると厚い果皮に包まれていますが、実際には、これが非常にむき易い。
じょうのう膜も薄く、ガブリと袋のまま食べられ、種もほとんど無いという優等生。
夏みかんやグレープフルーツですと、皮をむく段階で、まずその手が果汁まみれになって、煩わしいこと帯びただしい。
しかし、このデコポンにはそれがありません。
まあ、けっこうごつい皮に包まれていますが、これが面白いくらいサクサク剥けて、これがまた快感。
日持ちもします。
ただ、難点をひとついえば、糖度が非常に高いので、僕のような糖尿病患いには、そこだけがネック。
ごっつい不恰好な皮も、これがなかなか愛嬌があってよろしい。
さて、このシーズン中に、果たしていくつのデコポンを食べることができるか。
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