目が覚めたのは、いつものとおりの4時前でしたね。
何にも決めずにスタートしようという気ではいたんですけど、やはりネットはのぞいてしまいました。
かっこよく北へ向かうと入ってきたものの、どう向かうか。
まあいきあたりばったりで行こうというんですから、ジタバタしないでサッサと出ればいいものを、やはりなんだかんだと検索してしまいました。
「東北」「過疎」なんていうキ-ワードで検索していたら出てきたのが、「なーんにもない村」。
福島県の都路村というところです。
おお、こういうのもいいかということで、ここの住所を自分のモバイルに送信したところとんだミステイク。
なんと、すべてのアドレスに送ってしまったんですね。
朝の6時30分ですよ。
もう顔真っ赤。
どうしたもんかと迷いましたが、後の問い合わせが面倒なので、すくにみなさんに謝罪のメールを送りました。
データを印刷しようとしたら、トナーがなくなりましたとくるし、交換したら、セッティングを間違えたようで、はまらずに、あたりに赤いトナーが散乱。
朝から思わず叫んでしまいました。
まあいい、この始末は帰ってから。
とっとと出発しないと、つかないぞということで、特に荷物らしい荷物も持たないで飛び出してきました。
さて、福島県のなんにもない村「都路村」。
普通にいくなら、東北自動車道だと思いますが、別に急ぐ旅でなし。
そこで今回は、まだ終点まで走ったことのない常磐自動車道路をチョイスいたしました。
まずは、友部SAでの愛車の雄姿。
iPod Touch は、このようにセッティングして、必要であれば、情報をリサーチしながらのドライブです。
さて、地図を見ると、常磐自動車道路は、いわきから先は、ほぼ海岸線を走っているように見えたので、今年初のナマ海を眺めようかと思ったのですが、結局海は見えずじまい。
国道288号線を、目指す都路村に向かっていると、「海の見える展望台」があるという三ツ森自然公園の看板を発見。
よし、ここから遠景を展望しておこうと、ハンドルを切りました。
しかし、道は細い細い。両脇に咲くアジサイを、新車プリウスにスリスリしながら、公園の入り口まで上がってきました。
今にも振りそうな空を見上げながら、山道を、展望台に向かうと、なんだこりゃ。
なんだこりゃはキノコでしたね。
これたべられるのかしら。
おいしそうは、おいしそうです。
さて目指す展望台。
いってみてガックリです。
そう。このどんよりと覆った雨雲のせいで、遠い海はほとんど見えないんですね。
うーん残念。
ガックリして、歩いていると、足元になんと蛇です。
これはたまげました.
恥ずかしながら、僕はヘビはダメ。
紫陽花は、この季節はわが世の春ですね。きれいにきれいに満開の時期を迎えております。
さて、ちょうとランチタイム。
都路村に到着。
なんにもないはすのこの村ですが、こんな建物がありました。
行政主導で作った「行政局」という、わけのわからない建物。
昼間からシャッターがしまっているような質素な村の商店街の中に、こんな豪華な建物が、ちょいと目を引きました。
これって、こんなに豪華である必要あるのかしら。
ちょいと突っ込みたくなるような建物でした。
さて、なんにもない村なんですが、「グリーンパーク都路」という公園らしき看板を発見。
まあ、私事で恐縮ですが、僕の住んでいるところが「川越グリーンパーク」。
まあ、そんなしょうもないよしみで、せっかくたずねてきたんですから、ここに寄ってみることにいたしました。
ランチを食べたのはここ。
とにかく広い広い敷地の中に、この日のお客さんは僕一人のようでしたね。
でも、ちゃんとスタッフはいます。
オジサンとおねえちゃんのペア。
なんか、僕だけのためにスタンバっていてくれたかと思うと恐縮です。
基本的に、焼肉店なのですが、食べたのはカレーライス650円。
とまあ、そんなわけで、せっかく貸切の公園です。
さて、プリウスは、とりあえず郡山へと、国道288号線を西へ向かいます。
走りながら見つけたのは、お寺の高台にあるお社。
おっ、あそこへ上れば景色がよさそうだ。
バカは、すぐに高いところに上りたがると申します。
えっちらほっちら、ビデオカメラもって、駆け上がる51歳。
カロリーも消費して、おいしいものが食べられるというものです。
上までいってみればこんな景色でした。
さて、山道をクネクネと走りましたが、ここではじめて使うプリウスのブレーキモード。
要するにエンジンブレーキですね。
うん、なかなかいい感じです。
コツを覚えると、ほとんど、ブレ-キぺダルを踏まずに、山道を降りて来られます。
我が愛車プリウスの調子は上々。
山道から次第に街中にはいってくると、事故発見。
こりゃかなりヒドイかんじ。
仕事ですと、こういう報告があるとため息をついて、事故報告書を作らなければいけないところですが、もちろん今日は旅人ですのでパス。
さて、日はまだ高い。
郡山を通り越して、次なる目的地は、猪苗代湖に決めました。
磐越自動車道で30分。
ナマの海を見られなかったので、せめてナマの湖は、見ておきましょうという魂胆です。
さて、同じようにここの町営の無料駐車場にも他の客はゼロ。
さあ、このプリウスのお尻からは、自慢の折りたたみ自転車が搭載されております。
さあ、勇んでチャリンコで猪苗代湖サイクリングロードに繰り出します。
しかし、サイクリングロードを走ってもなかなか、湖の前景が拝めません。
サイクリングロードと湖の間に、ブッシュがあねんですね。
なんかの鳥がギーギーと鳴いておりました。
磐梯山も霧に煙って、ビデオカメラで狙うものとしては、もうお手上げ。
バンダーイ!
やっと、ブッシュが途切れて猪苗代湖りご開帳。
しかし、見えたかと思ったら、天空にわかに掻き曇り突然のスコール。
はい、本日のクルージングはここまで。
とりあえず、会津若松の町まで出て、ネットカフェに飛び込み、本日のデータの整理と、撮影機器の充電。
明日は、ここから秋田県の男鹿半島まで向かいます。
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