コミックは、とんと読まなくなりましたが、この人だけは別です。
かれこれ20年越しで、彼の作品だけは全部購入して読破してきました。
とにかく、理屈抜きで、彼の絵が心地いいんですね。
どのカットをとってもポスター品質。
作者のセンスにただただ脱帽です。
お気に入りのカットは、本をそのままデジカメでパチリと撮って、プリンターで印刷。
部屋のあちらこちらに貼っています。
さあ、この思い入れたっぷりのコレクションを、電子書籍ににするかどうかは、最後の最後まで迷いましたね。
でもえーい男の子。ついに昨日、すべて裁断機にかけて電子書籍化いたしました。
さて、わたせ氏の数ある作品の中でも、僕が一番好きなのが「モーニング」に連載された「菜」です。
50歳を過ぎたオヤジがいうことではありませんが、いまだにこのコミックのヒロイン「菜」は、僕の理想のパートナー像です。
その彼女が登場する本を、バッサリと裁断してしまうのは、やはり最後までドキドキしましたが、いざ iPad の中に収めて、液晶画面の向こうから彼女に微笑んでもらうと、それはそれで、なかなか悪くありません。
ニンマリです。
わたせせいぞう氏の新刊を手に入れると、景色のいいところに出かけて、コーヒーを飲みながら鑑賞するというのは、もうかれこれ20年前から続いている恒例行事。
これで、我が iPad パティには、彼の全作品が収めらたわけですから、改めて彼の作品を、どこか景色のいいところで、一日かけて読み直すのも悪くないと思っています。
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