よく行くうどん屋は、一回食べるごとに、スタンプを1個ずつ押してくれます。
前回いったときに、そのスタンプがめでたくいっぱいになりました。
「いっぱいになりましたので、次回600円分無料になりまーす」
そう言われて、今日のランチは、そのうどん屋。
いつものように、野菜天ぷらぶっかけうどんを食べて、伝票と一緒に、いっぱいになったスタンプカードを渡しました。
しかし、店のおばさんは、普通に930円の会計をしてしまいます。
そして、そのスタンプカードを広げて新たにスタンプを押そうとして叫びます。
「あーすいません。スタンプいっぱいでした。600円の割引でした。すいません。
新しいカードに、スタンプ2つ押しておきますので、次回使ってください。」
まあ、それはそれでいいんですが、僕はこういう時に、
「スタンプいっぱいになったから、割引ね」
という、一言が、どうも言えないんですね。
それを、予め言って、差し出していれば、オバサンだって、そうしてくれたでしょうに。
内心で、ちょっとがっかりしながら、さもそんなこと気にしていないかのように
「へえ、あ、そうなんですか。知らなかった。」
なんてことを、すっとぼけて、いってしまいます。
スタンプがいっぱいになるのを楽しみにしていたと思われるのもいや。
そういうサービスを、うれしそうにするのもいや。
かといって、スタンプも、カードもいらないというほどは、すねていない。
なんとも複雑なオヤジでございます。
コメント