ハリウッドテイストで作られた警察モノ。
ドラマと連動しているので、ドラマを見ていないと、訳がわからないシーンがけっこうあります。
ウリは、岡田准一のノンスタントというアクションシーン。
彼は、そこそこ運動神経はよさそうですが、SP役としては、ちょっと身長が足りないのではなかろうか。
前半の六本木ヒルズのイベント会場から爆弾犯を追跡確保するシークエンスと、後半の政府要人の護衛が見せ場。
その間にある、チームのリーダー堤真一がらみのドラマは、やはりドラマを見ていないものにはよくわからん。
与党幹事長役の香川照之は、さすがの芸達者。同じジョークでずっこけるシーンはニヤリ。
政府要人を官邸までチーム4人が護衛するのだが、いくら車を襲われたからといって、大臣をタクシーで連れて行こうとしたり、車の手配もしないで、4人で囲んで、歩いていこうとするのは、いかにも無謀ではなかろうか。
そんなことは、SPのマニュアルには書いてなかろう。
同じ警察ものとしては、まだ「踊る大捜査線」の方が、納得は出来る作りでしたな。
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