荒井由実のセカンドアルバム「MISSLIM」の中に収録されていた名曲ですね。
彼女曰く、「恋愛が主体じゃない。ただただ風景を描きたかった」
その思いは、あの有名過ぎるフレーズ「ソーター水の中を貨物船が通る」にも
「恋もアワのように」ではなく「アワも恋のように」という斬新な表現にも現れています。
このアルバムを聞いたのは、確か中二でした。
友人が持っていたLPレコードを聴かせてもらったのですが、アルバムの中で最初聴いた
印象はそれほどでもなかったんです。
ところが、この曲は、こちらが次第にポップスの感性を磨いていくに連れて、ジワジワと
その魅力度をまして、いつしか、「MISSLIM」といえば、この曲というくらいになっておりましたね。
もちろん山手のドルフィンにも行きましした。大学生になってからですね。
歌詞にある通り、根岸駅から大きくS字に曲がる坂を上ったところにあるレストランでした。
後になって知ったのですが、このレストランのオーナーは、アフリカの密林を舞台に
日本の少年が冒険を繰り広げる絵物語「少年ケニヤ」の作者だった山川惣治さん。
確かに、レストランの階段の壁や柱には、冒険活劇のペン画なんかが飾られていた
記憶があります。
そういえば、ユーミンのこの頃の作品に、「アフリカに行きたい」なんていう曲もありましたね。
それでは、若い頃、女の子といったカラオケでは、必ず歌っていた僕にとっては定番の曲。
カラオケでどうぞ。↓
私も何回かドルフィンに入ったことがありますが、山川さんがオーナーだったとは知りませんでした!びっくり!冒険活劇のペン画の記憶もありません。
ユーミンの歌を聴くようになったのは大学生になってから。私が中学ぐらいのときに彼女はデビューしましたけれど、そのころ全く興味がなく、高校のときにもあの声を聴くのはしんどく。大学生になって好きな男の子が彼女のファンだったので、話をするきっかけに聴くようになり、あの声が気にならなくなるまでかなり聴きこみました。
おかげさまで今でもミスリムの曲などは歌詞カードがなくても歌える曲が多いです。
投稿情報: 由美 | 2013年11 月15日 (金曜日) 午後 11時47分
僕は、カラオケの苦手の女性に、なんか私でも歌えるようないい曲ないかと相談されると、たいてい、小林麻美の「雨音はショパンの調べ」か、松坂慶子の「愛の水中花」か、この曲を推薦していましたね。
三曲とも、歌唱力は封印しないといけない曲です。
「アジ」と「空気」で聞かせる歌です。
由美さんもカラオケミーティングで、歌ってくれましたが、さすがに素敵でございました。
投稿情報: sukebezizy | 2013年11 月16日 (土曜日) 午前 06時22分
山手のドルフィンで検索していたらこちらにたどり着きました。
かつて荒井由実さんが1970年代に訪ねた頃のドルフィンを知りたくて古い写真を探し求めています。私も行ったはずなのに想い出せません。
1980年6月1日、新装オープンした建物と港を見下ろしている曲に歌われた(それに近い)貨物船が沢山見えている写真を持っています。
現在のドルフィンは1998年?に建て変えられた3代目ですが真ん前に建てられたマンションにさえぎられて港がほどんと見えないのが悲しいです。
投稿情報: さき | 2014年5 月 4日 (日曜日) 午後 05時26分
コメントありがとうございます。
マンションですか。そうなんですね。それは悲しいなあ。
学生時代は、デートと言えば、バカの一つ覚えみたいに、ここに来ましたね。
埼玉の田舎モノでしたから。
投稿情報: sukebezizy | 2014年5 月28日 (水曜日) 午前 06時46分