2013年公開のアメリカ映画。
まあ、この手の映画はいまのところハリウッドの独壇場。
シリーズもので、もちろん「1」も「2」もあるのですが、「3」は「3」単独で、そこから見ても楽しめました。
一応の完結編とのことなのですが、当たれば、「4」「5」と続いても、おかしくない展開。
もっともストーリーやら世界観というやつは、僕にとってはあまり関係なく、やはりなんといっても、ひきつけられるのは、そのバトルシーンの圧倒的なSFX映像。
これでもか、これでもかという特撮による見せ場の連続。
僕のような映画オタクにとっては、「おお、これどうやって撮影するんだろう」という驚きの連続ですね。
ロバート・ダウニーJR やグウィネス・パルトロウも、演技そのものよりは、この映画に「ハク」をつけているような意味合いでのキャスティングで、やはりこの映画の主演は、特撮シーン。
いかに、ビジュアルで観客を圧倒するかに徹した、ハリウッドにしか製作できない映画といっていいでしょう。
とにかく、東宝のミニチュア特撮に慣れ親しんできた僕たち世代の眼には、ミニチュア撮影では如何ともしがたい、「火」や「水」のスケールの違和感が、ほぼ完璧に克服されていて、こりゃ「勝てねえ」と感心することしきり。もういまや、映画において、スクリーンに表現できないものは、ないんじゃなかろうかという気にさせられます。
ここまでド派手にぷっこわす映画を作らせたら、やはりなんといっても質量ともにアメリカ映画がダントツの一番。
やはり、彼らは、根が好きなんでしょうな。
こういう国とは、絶対に喧嘩はするべきじゃない。
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