2013年公開のアメリカ映画。
これも、続編ですが、前作はまだ未見。
まあ、しかし、ホラー映画にストーリーはあまり関係ありませんので、そういうことにはあまりこだわりません。
それほど、有名な俳優が出ているわけでもありませんが、やはりアメリカにこの手の映画を作らせたら、そこそこのレベルにはしてしまいます。
さすがといえばさすが。
星の数ほどあるホラー映画の恐怖シーンのアイデアやエッセンスうまいこと取り入れて、たくさんのインパクトある映像が出てきますが、おや、こりゃちょっと日本テイストの恐怖シーン(例えば、少女の顔が白塗りとか)もあちらこちらに顔を出すなと思っていたら、クレジットに、日本のゲームメーカー「コナミ」の名前を発見して、なるほどと思いました。
この映画、オリジナルは、コナミから発売されていたホラーゲームなんですね。
僕は、まったくゲームの世界には疎いので、知りませんでしたが、全世界でシリーズ累計販売本数は840万本という大ヒットゲームだったんですね。
まあ、そういうことであれば、常にホラー分野での新しい企画を探しているハリウッドが、これに食いつかないわけがない。
法外なギャラを要求される有名どころの俳優を使わずとも、SFX技術さえあれば、そこそこ稼いでくれるホラー映画ですから、いまや日本のゲームも、ハリウッドとしては注目するべきマーケットなのでしょう。
有名どころは出ていないといいましたが、この作品を Wiki していたら、出演者のマルコム・マクダウェルの名前を発見。
あのキューブリックの「時計じかけのオレンジ」で、強烈な個性を見せた名優です。
どこにでていたかのかなと思ってそのシーンを再チェック。
いましたいました。リナードウルフ役。怪演俳優の面目躍如です。
しかし、僕がこの映画の中で、一番印象に焼きついたのは、マネキン・モンスター。
マネキンのパーツをバラバラに合体させた蜘蛛のようなクリーチャーで、ちょっとインパクトがありましたね。
ホラー映画としては、十分に合格点を挙げられる拾い物の一本でした。
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