3月27日に、地元のオバサマたちと、ちょっと気の早いお花見をした場所が、川越の伊佐沼のほとりにあるイベントスペース「夕映え」。
ここで弾き語りなどもやらせてもらって楽しませてもらいました。
その模様は、編集して、Youtube にアップしたものをみんなで、いつものようにシェア。
お世話になった「夕映え」のママにもシェアしたところ、日曜日にお電話をいただきました。
「パソコン教えて~!」
日曜日は、苗植え待ちで、畑仕事はお休みでしたので、前回二分咲きだった桜の見納めも兼ねて、チャリンコで出かけてまいりました。
春の伊佐沼には、野鳥たちがいっぱい。
これはコガモでしょうか。
この時期には、白鳥やカモメ、カイツブリなども飛んできます。
ここは、釣りの名所でもあります。
湖畔をぐるりと回ると、竿を垂らしている人たちが大勢。
コイ、フナなどが主ですが、ナマズやウナギなども釣れるそうです。
ここで一句。
湖畔の、伊佐沼公園では、「川越太鼓まつり」が開催されていました。
僕の住む川越グリーンパークのお祭りでも、太鼓パフォーマンスはもう定番。
川越は、和太鼓文化が盛んな街のようです。
さて、「夕映え」に到着したのは、ちょうどお昼。
もちろんイベントスペースとして営業しているのですが、どうもママはあまり商売っ気がないようで、友人と二人で歓談中。
ママのご依頼は、ご常連さんのオリジナル曲のカラオケDVDを作りたいということ。
それから老人介護のデイサービスをやっていらっしゃるとのことで、その現場で、認知症の老人たちに見せるDVDを作りたいということ。
この2点でした。
幸い、双方とも僕の道楽のスキルと重なる部分もかなりありましたので、ひとしきりレクチャー。
そうこうしているうちに、ご主人が尺八を持って登場。
テナーサックスを吹く友人とちょっと練習をするということなので、見学させてもらうことにいたしました。
「夕映え」のご主人は、尺八奏者としてはかなり有名な方です。
第54回日本郷土民謡協会民謡民舞全国大会の尺八部門で、グランプリ大賞を受賞とのことですから、その腕前は全国レベル。
若い頃、ロンドンに3年間留学されてたそうで、尺八には、その異国で出会ったとのこと。
今もあちらこちらに出かけて、精力的に演奏活動をされています。
待ち合わせのご友人が到着すると、早速セッションがスタート。
曲目は、 Mal Waldron の Left Alone。
かなり渋いブルースですね。
ビリー・ホリディが歌詞をつけて歌ったりもしています。
しかし、このご友人が、この曲にハマったのは、1986年の角川映画「キャバレー」(ライザ・ミネリ主演の映画とは違います)を見た時だそうです。
ギャングの親分の鹿賀丈史がお気に入りの曲としてこの Left Alone が登場。
その演奏にすっかり魅入られたとのこと。
もともとは、テナー・サックスの曲ですが、さあ、それを尺八で演奏するとどうなるのか。
これは興味津々でした。
演奏はこちら。
その後も、音楽や映画の話題で楽しい時間を過ごさせてもらいました。
夕映えを出る頃は、とっぷりと夕暮れ。
そこで一句。
思いがけず、楽しい日曜日になりました。
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