さて、忙しくてブログを更新できないでいましたが、先日の日曜日も、もちろん畑にはいってまいりました。
今回は、日曜のメニューに入る前に、師匠から予定を聞いてまいりましたので、この情報に基づき、今シーズンの野菜栽培レイアウトを作成してみました。
なんだか、僕のような農業素人には、もうこれだけでワクワクしてまいります。
ジャガイモは、昨シーズンにはなかったメニュー。
メイクイーンとキタアカリ。
メイクイーンは、イギリス原産のジャガイモ。キタアカリは北海道原産。
今回は種イモの植え付けには参加できませんでしたが、切り口にアクをつけて、種イモと種イモの間に、置き肥をして植えていくんだそうです。
やってみたかったところですが残念でした。
レイアウトで、去年と変更になっているのは、スイカとツルモノのスペース。
これを入れ替えました。
連作障害を防止するために、シーズンごとに場所は変えていくんですね。
それから、新顔はサトイモ。
これもすでに、種イモは植えてあります。
畝にそのままマルチは張ってありました。
日曜日には、元気のいい芽が、2つほど、そのマルチを押し上げていました。
去年栽培したサツマイモは、今年は植えないとのこと。
さて、日曜日は、朝から雨でしたので、雨が上がるのを待って午後からの作業。
昼過ぎに畑に到着すると、師匠たちはすでに作業中。
アーチの設営は師匠の担当。
僕は早速、ジャガイモの芽かきから参加いたしました。
地中で伸びた脇芽は、その先が肥大して芋になります。
それがたくさんあると、種イモからいく栄養が分散してしまうという理屈。
つまり、茎の数が少なければ、ひとつひとつの芋は、それだけ大きく育ちます。
茎の数が多ければ、芋は小さくなります。
一つの種芋からは、たくさんの芽がたくさん出てきますので、大きな芋を育てるためには、この芽かきがを必要ということです。
芽かきが終了すると、次は土寄せ。
ジャガイモは、種イモの上に実をつけていくので、大きくなるスペースを確保する意味で、追肥を兼ねて、成長に合わせて、収穫までに2度ほど「この「土寄せ」が必要とのこと。
本来であれば、脇の土を鍬でかぶせていくものらしいのですが、我が畑の土は、乾いてパサパサ、ゴロゴロの土。
さすがにこれでは、ジャガイモがかわいそうだろうと、野菜栽培用の土を作ってかぶせました。
ジャガイモも、さぞかし喜んでいることでしょう。
野菜は、こちらのかけた手間だけは、きちんと収穫で応えてくれるというのは去年学習しています。
こちらも、時間のない中で野菜作りをしていきますので、野菜たちにとって、満点の世話はできないのは承知ですか、やはりできる限りのことはやってあげたいという気持ちにはなりますね。
自分たちで作ったジャガイモで作る、ホクホクのじゃがバター。
楽しみです。
さて、僕の担当のハーブ。
定植したのは、4月3日でしたが、師匠から言われました。
「うーん、植えるのちょっと早かったな。まだ遅霜がくるから、やられちゃう可能性があるよ。」
おそるおそる植えたハープを確認いたしましたが、確かに、枯れてしまっている葉がチラリホラリ。
明らかに、霜にやられてしまったのが、イタリアンパスレ。
枯れた葉をむしったらこんな状態になってしまいました。
さて、ここから盛り返してくれるか。
ほかのハープたちは、なんとか持ちこたえてくれた様子。
こんな山奥の畑では、定植はゴールデンウィークくらいまで待った方がいいようです。
師匠曰く、
「4月の頭にうえでも、5月にうえでも、収穫時期は一緒だからさ。」
さて、巷はそのゴールデン・ウィークです。
いよいよ、我々にとっては、本格的な野菜シーズン到来となります。
楽しみ、楽しみ。
今回のメニュー。動画はこちらです。