さて、5月の苗植月間も終わりに近づき、今シーズンに栽培する野菜の定植が終了。
後は、後植のキュウリの予定があるくらいで、畑の野菜ラインナップはほぼ完成。
これで夏野菜の早いものは、もう6月から収穫が始まり、夏にピークを迎え、後は、お芋関係の収穫が秋ということになってまいります。
6月は雨のシーズン。
野菜たちにとっては、恵みの雨ということになりますが、同時に雑草も勢いよく伸びてきます。
去年のブログ「畑へ行こう」を見直しても、ここからの畑仕事は、大半が草むしり。
今はまだ日差しも優しいですが、炎天下になってくるとかなりハードです。
なにせスタッフ3名ほどの畑ですから、野菜たちにとっての完璧な草むしりは、絶対に不可能と言わざるを得ない。
しかし、自然というやつは実に正直。
こちらがやったところまでは、野菜たちも応えてくれるというルールは、去年しっかり学びました。
行き届かない点は多々あるでしょうが、時間の許す限り、「手入れ」はいたしましょう。
なのでどうか、へそを曲げずにおいしい野菜に育ってくださいませというのが今の正直な気持ち。
特に、僕に任されたエリアAは、実験的に、なんでもっていいよというスペース。
いろいろな園芸店やホームセンターを回り、師匠たちのエリアBと重ならない野菜を、ほぼ衝動買い。
ろくに栽培方法なども確認せずに購入してきたものがほとんどなので、植えられた苗としては迷惑な話かもしれません。
しかし、そんな苗の中から、去年はコリンキーなんて言う大当たりの野菜とも出会うたので、今年もそれはそれ。
どんな出会いがあるか、どんなドラマがあるか、新米の百姓としては、いろいろな意味で楽しみです。
そんな中、ズッキーニがはやくも花をつけました。
花が咲くと、その下にこんな実がなります。
今回は、ズッキーニに関しては、いろいろな品種のラインナップはズラリと揃えましたので、これも楽しみ。
ブロッコリーには、小さいながらも花蕾を確認。
買ってきた苗が、かなり元気でしたので、期待も大。
去年は、だいぶ虫にやられてしまいましたので、収穫のタイミングを間違えないようにしたいところ。
エリアBのエッジには、トウモロコシの畝を作りました。
去年は、「味来」という品種で種から育てましたが、残念ながら台風になぎ倒されてしまいました。
今年の品種は、グラビスで、苗からの栽培です。
さて、ジャガイモは大変面白い。
今回は、ジャガイモ用に6本の畝を作りましたが、畝によって、育ち具合がまちまちです。
土のせいなのか?
芽かきの具合か?
品種によるのか? (今回はメイクイーンとキタアカリ)
去年は、手もかからず、たくさんの実をつけてくれたナス。
すでにこんなミニナスが、畝に転げ落ちていたので、お持ち帰り。
今年の初ナスは、冷製パスタに和えていただきました。
日曜日のお昼は、もう夏なみの日差し。
ナスの花は、たまらずに下を向いておりました。
こちらはツルインゲンとゴーヤ。
スタートダッシュは、ツルインゲン。
しかし、ゴーヤも夏になれば猛烈に追い上げて、このアーチを見事な緑のカーテンにしてくれます。
そのトンネルの中で、お昼寝なんてすれば気持ちいいかなと考えています。
エリアBに、あたらしく植えたのが、オクラ。
品種は二つ。
「琉球島」「島の恋」
それから世界一辛いという「ジョロキア」。
これは唐辛子です。
そして、去年アシタバを植えた、半日陰のスペースにはエゴマ。
まだ苗の段階の画像では、みんなほとんど同じにも見えますが、これがどんどんと成長して、個性的な実をつけていく様子は、またしっかりと記録していきたいと思います。
野菜を畑に仕込んだ以降は、とにかく毎回毎回、畑に行くのが楽しみになりますね。
子供の成長を見守る親のような気分。
最期は食べてしまいますけどね。
とにかく畑へ行って、体を動かすこと。野菜たちの様子を毎回観察すること。おいしくできた野菜を食べること。
僕にとっては、すべてストレス解消になってくれます。
ありがたいことです。
それでは、今回の動画をどうぞ。
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