カラオケ・サイトSMULE で夜な夜な歌っています。
まったくもって、いいサイトを見つけました。
洋楽、邦楽、ワールドソング合わせて100万曲だそうです。
かなりレアな音源もあります。
クォリティは、個人製作も多々ありますからピンキリ。
でもここには、「オヤジの目の色変えるものでいっぱい」で、かゆいところに手が届くようなカラオケたちが目白押し。
カラオケフリークとしては、ニンマリやらキャーッの連続。
ただただうれしい限り。
しばらくは、楽しませてもらいます。
音源を提供していただいているこのサイト常連のクリエエイター諸子、ありがとうございます。
生演奏やら、打ち込みやら、オリジナルのマスキングやら、いろいろです。
歌うしか能のないものとして、改めて厚く御礼申し上げます。
みなさんの努力の結晶の作品は、せめて心を込めて歌わせていただきます。
さて、佐野元春のアルバム「SOMEDAY」。
1983年製作。言わずと知れた、彼のオリジナル3枚目にあたる大傑作アルバム。
オリジナル音源で、ボーカルをマスキングしたカラオケ音源が大挙アップされていたので、多少のクォリティの問題には目をつぶって、これはすべて歌わせていただきました。
ありがとうごいます。 楽しかった。
佐野元春のデビュー以降3枚のアルバムは、よく聞きました。
最初の2枚のアルバムは、プロデュースが伊藤銀次でしたが、この3枚目にあたる「SOMEDAY」は、佐野元春自身のプロデュース。
アルバムセールス的にも大ヒットとして、彼はこれで一気にブレイクしましたね。
佐野元春の真骨頂といえば、何と言っても、日本語を鮮やかにロックのビートに乗せる歌い回しのテクニック。
とにかくかっこよかった。
彼以降のロックのアーティストたちは、みんな彼の歌い方を模倣しているように見えました。
そして、初期の彼の作品の歌詞の特筆は、とにかく圧倒的にビジュアルだったこと。
聞いていて、そのシーンが鮮やかに眼に浮かぶ。
これは、ユーミンと双璧にあたる彼の才能だと思います。
ではその佐野ワールドを、このアルバム収録曲から拾ってみます。
「雨に濡れたフロントグラス 車のワイパー 見つめたままのミッドナイト」
「オールナイトムービー 入り口の前ではくわえタバコのブルーボーイ」
「街では清らかに歌う無邪気でセクシーな天使たち」
「瓦礫の中のゴールデンリング」
どれも、都会の若者たちの生態をリアルに切り取った研ぎ澄まされた歌詞。
その頃は、僕もまだ二十代の若者でしたので、どんくさい埼玉のお兄ちゃんではありましたが、彼の楽曲イメージを、一生懸命自分のライフスタイルの教科書にしていました。
といいますか、そうしていれば、女子にモテるに違いないと勝手に勘違いしていましたね。
「素敵なことを素敵だといえる」彼女を探し、「切なくて甘い思い出をバックシートに眠らせて」、「手頃なバーを探して」「不確かな恋に崩れて」おりました。
アルバム「SOMEDAY」の世界にいると、今でも自分が若者だった頃の記憶が鮮やかに蘇ります。
とにかく何度も繰り返し聴いたアルバムです。
今でも、みんなソラで歌える曲ばかり。
それでは、その頃を思い出しながら、いっちょ歌いますか。
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