10月は、プライベートなイベントが立て続けにありまして、畑仕事は思うようにいかず。
収穫だけして、後は放置プレイ。
誠に申し訳なく思っておりました。
今月に入って、やっと、時間が取れましたので、畑の片付けに行ってまいりました。
春に植えた野菜の大方の収穫は終わり、会社の野菜畑の、僕の担当エリアで残っているのは、若干のハーブと後はこれだけ。
明日葉です。
他の野菜たちは片付けましたが 明日葉はまだ元気なので、まだそのまま。
この葉物は、伊豆七島の特産野菜です。
母親の故郷が、伊豆七島三宅島ですので、この野菜は、僕にとっては馴染み深い。
去年は残念ながら失敗しましたが、今年は、青梅でも育ってくれました。
それから、ここに来て、元気を取り戻して来たのがハーブ。
ハーブは、いろいろとトライして見ました。
なかなか面白いものもありましたが、今現在は、ほぼ枯れてしまった中で、スペアミントとレモンバームは、枯れた茎の間から、新たに若葉が育ってきました。
去年までは、畑の中で、場所を変えながら栽培してきましたが、もともとが多年草でありますから、本来であれば、場所は変えずに、同じ場所で、根付かせるのが正しい栽培方法。
というわけで、今回は師匠とも相談して、ハーブは、来シーズンも同じ場所で育てることにしました。
さて、そんな中で、今なお絶好調のハーブがあります。
それが、レモングラス。
秋風にその身を揺られながらも、ご覧の通り大きく育ってくれました。
これだけ収穫できれば、まずまず。
おすそ分けをしまくっても、なおこの冬を越せる分くらいの量は確保できそうです。
持ち帰ったレモングラスは、断捨離で綺麗に片付いた部屋に寝かせます。
このまま自然乾燥。
これが、三週間くらい経つと、こんな具合。
完全に乾燥したら、これをキッチンバサミで、刻んで真空パック詰。
乾燥レモングラスですから、当然ながら、生の若葉の香りには及びませんが、それでもきちんとレモンの香りを放ってくれます。
実は、試しにこのレモングラスを、Amazon で、購入してみたのですが、届いた製品は、今回作っているものとほぼ同じ。
商品として販売しいるのも、乾燥レモングラスの袋詰めでしたね。
水洗いしたり、電子レンジでチンしたり、色々試しましたが、どうやら、保存方法は、今のところ、これがベスト。
部屋の中にも、いい香りが漂って芳香剤の代わりにもなります。
これから、我が家の冬のホットは、コーヒーとレモングラスの二本立て。
若葉のハーブを煎れられる季節までは、この乾燥レモングラスで楽しむことにします。
その他、師匠のエリアで、この秋に定植した新野菜が、から味大根。
こちらです。
大根は、一度夏大根にトライしましたが、野菜を撤収した後の隙間で植えたため、あまり上手にできず、収穫までには至りませんでした。
さて、今回はうまくいくか。
そうそう、ネギもありましたね。
これは、野菜畑を兼業している社員の方からいただいたもの。
先日、我が家で行なった「収穫祭」では、手作りのモツ煮にたっぷりと使わせてもらいました。
我が家の主食は、お米ではなく、麺類ですので、蕎やうどんの薬味として重宝しています。
もちろん。味噌汁にも欠かせません。
さて、雑草防止に、畝間に、ビッシリと敷いていた建築用のシートを剥がすのが本日の片付け仕事のメイン。
3時間ほど、ビッシリと汗をかいて綺麗に剥がしました。
後は、黒いビニールのマルチ。
自然のものは、みんな土に還りますが、石油製品は、一片たりとも、畑に残していけないのが畑の鉄則。
これもすべて撤収するつもりでまいりましたが、残念ながら、本日はここまででタイムアウト。
それは次回やることにいたします。
さて、晴れた日が続きましたので、本日は絶好の焚火日和。
撤収した枯れ木や枯れ草を、燃やしました。
燃やした灰は、すべて灰汁になり、そのまま畑の肥料となります。
自然は全くうまくできています。
畑を廻るサイクルには、無駄なものが一切ない。
本来であれば、ここに採れたてのサツマイモを転がして、焼き芋を楽しむところなのですが、今回は、サツマイモを何者かに荒らされて出来ず。
残念無念。
今年も、たくさんの恵みをくれた我が社の野菜畑でしたが、これからは冬支度。
トラクターを入れて、土を耕し、また来年に備えます。
野菜畑をやらせてもらって、これで3シーズンが過ぎましたが、百姓としては、まだまだ尻が青い修行の身。
僕と付き合ってもらう野菜たちには、なになかと迷惑もかけがちですが、どうかヘソを曲げずに、これからもよろしくお願いしたいところです。
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