ほれ、あれです。
コンビニでちょこっと買い物をしようとして、商品をレジの前に置いたら、ふと横のテーブルに置いてあるこいつが気になるわけです。
100円で、三本入りくらいかな。
食事は終わっていても、ちょっと小腹の隅っこにでも収まりそうな一品。
基本的に食い意地は張っていますので、これをついつい買ってしまうんですね。
敵の販売戦略にまんまとハマっているという悔しさはあるのですが、手が出てしまうわけです。
それが、みたらし団子。
クッキーは最近ハマっていて、ちょくちょく焼いているのですが、そういうえばまだ和菓子は作ったことがない。
ちょっと上新粉で、クッキーでも焼こうと思ったのですが、上新粉があれば、みたらし団子も作れるとクックパッドが教えてくれます。
というわけで、生まれて初めて作った和菓子がこれ。
まあ、見た目だけは合格でしょう。
インスタ映えまではいきませんが。
ところが・・・
いや、タレは完璧だったんです。
醤油と砂糖と片栗粉を混ぜてかき回し、レンジで1分ごとにチンしながら、かき混ぜていく。
これを2回から3回繰り返すと、あのでんぷん質のみたらし団子のタレが出来上がります。
ペロリと舐めてみると、あのコンビニのみたらし団子の味と遜色ありません。
これは、おいしいみたらし団子ができるはず。
そう思っていたのですが、ところがどっこい団子の方がそうはいかなかった。
団子は、上新粉と砂糖と水を練り混ぜけるだけ。
和菓子はシンプルです。
これを、油を布いたフライパンで炒めるわけです。
これであのコンビニの、みたらし団子が出来るはずでした。
ところが、その焼き加減の具合がわからない。
この写真ではわかりませんが、こんがり焼け目がついて、こんな感じかなと思ったのですが、食べてみると、どうにも粉っぽい。
あのモチーッとして、トローッとして、でもコシのある、みたらし団子の食感になりません。
レシピに書いてあるのもこれだけ。
「香ばしい香りがするまで焼く。」
素材の分量の問題か、それとも焼き加減の問題か。
フライパンで焼くのではなくて、調理レンジならうまくいくのか。
とにかく、生まれて初めて作った和菓子は大失敗。
それでも、食べられないこともないので、このままシーリングパックして1日一皿ずつ食べようと思ったら、翌日には早くもカビ。
横着して、皿ごと、パックしてしまったので、完全に真空にならなかったようです。
悔しいけど、全部ゴミ箱。
明日は、コンビニのみたらし団子を買うことにいたします。
100円が、ものすごい高価なものに思えてきました。
みたらし団子は、憎たらし団子ということで。
おそまつ。
コメント