シリーズ物で、3作を一挙に鑑賞。
監督は、ジェームズ・ワンという中国系のオーストラリア人。
この名前どこかで観たことがあると思ったら、あの「ソウ」シリーズの監督。
(2作目以降はプロデューサー)
あの映画シリーズは、かなりエグい描写で、ヒットしました。
ああいう映画で当たると、やはり作り手は、だんだん作家としての色気が出て、「キワモノ」からは脱皮したくなる模様。
このシリーズも、ホラー映画の体はとりつつも、そこにドラマ性を盛り込み、家族愛などを強調し、暴力描写やスプラッター演出はーも、「ソウ」に比べれば控えめ。
でも、やはりその分、ホラー映画としての迫力にはかける印象。
監督の気持ちもわかりますが、ホラー映画ファンは、やはり感動したいのではなく、ゾゾっとしたいんですよ。
やりたいなら、ホラー映画という保険は取っ払ってやってみては。
ホラー映画は、やはり映像のインパクト勝負。
どんなにお金をかけても、目新しい演出のアイデアがないなら二流になります。
「ソウ」は、「おお、この手があったか」というアイデア満載でした。
やはり、その方面の才能をお持ちなら、変に一流監督など目指さずに、ホラーに徹したほうがよろしいかと。
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