仕事で、国道16号の横田基地周辺は、毎日のように走っています。
一昨日辺りから、横田基地は、厳戒態勢。
フェンスの数十メートルごとに、警官が立っていました。
これで、アメリカ大統領が、エアフォースワンに乗って、日本に来るということがわかります。
ニュースをチェックすると、ドンピシャリ。
令和になって、新天皇がはじめて迎える国賓として、トランプ大統領来日のニュース。
2017年以来二度目です。
メラニア夫人と手を繋いで、タラップを降りる余裕綽々のトランプ大統領。
なにか、その顔にはこう書いてあるように見えますね。
「おう、晋三。来てやったぞ。」
安倍首相と、トランプ大統領は、ほぼ選挙互助会のような関係。
アメリカの中間選挙の時には、アメリカ製の兵器の爆買いで、トランプ氏を応援した安倍さん。
ノーベル平和賞の推薦までサービス。
そして、今度は安倍さんの番。
夏の参議院選挙にむけて、安倍総理は、この政治ショーを最大限に利用するはずです。
大相撲観戦では、トランプ氏によるトロフィ授与。
新天皇との宮中晩餐会。
親睦ゴルフ。
おそらく、メディアは派手に、安倍さんとトランプ氏の蜜月ぶりを、これでもかと報道するでしょう。
イメージ戦略が大得意の安倍内閣としては、ここぞとばかりに派手なパフォーマンスを連発するでしょう。
そして、6月には、大阪でのG20サミット。
安倍さんは、交渉の中身には、ほぼ興味はありません。
ここでも、ただひたすら、世界のトップリーダーたちと、派手なパフォーマンスを連発するはず。
「参議院選挙は、なんだかんだいっても、やはり安倍さんかな。」
政策では何もできなくても、ただそんなイメージだけが国民に残せればしめたもの。
なんのかんのといっても、選挙に強い安倍晋三のこれが面目躍如。
トランプ氏も、そこだけは重々理解しているんですね。
おそらく、この来日に当たったて、彼はなんの「手土産」も持って来ないでしょう。
そのかわり、ただひたすらメディアサービスだけはおつきあいしますよというところです。
だから、「来てやったぞ」ということになります。
ある意味では、そんな政治ショーに付き合わされて、新天皇もお気の毒です。
新天皇も、雅子妃殿下も英語はご堪能。
行事での会話は、おそらく英語になるのでしょうが、安倍さんには通訳が必要。
わけもわからずに、三人の横で、とりあえず笑っている彼の姿は、ちょっと滑稽かもしれません。
3泊4日かあ。
ちょっと長いなあ。
いつもなら、ロックンロールをシャウトしながら走っている16号ですが、トランプさんがおかえりになるまでは、おとなしく走りましょうか。
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