先日、Amazone Prime で鑑賞した映画が「赤い風車」。
ロートレックの伝記映画でした。
この映画から、ロートレックのいくつかの作品を見て、一気に彼の作品のファンになりました。
そこで、購入したのが本書。
それが届きました。
早速、裁断して電子書籍化。
1800円もした本でしたが、躊躇なし。
iPadに収まってしまえば、後は好きな画像をキャプチャーできます。
ロートレックの生涯にわたる作品群を駆け足で鑑賞しましたが、やはり僕にとって、圧倒的に魅力いっぱいなのは、「ムーラン・ルージュ」時代のリトグラフによるポスター群。
映画ポスターオタクの僕には、これはたまりませんでした。
たった4色に集約された色と線のタッチの芸術。
そして、ロートレック自身による手書きフォントの味わい。
ポスターを芸術の域に高めた彼の功績は大きいと言わざるを得ません。
早速、これを本から抜き出して、A3のポスターに加工。
今まで、我が家の玄関を彩っていた、わたせせいぞう氏のイラストポスターはお役御免で、ただ今ロートレックの作品に入れ替えました。
明日からは、僕を玄関で迎えてくれるのは、わたせせいぞうの「ハートカクテル」ではなく、ロートレックの手による、19世紀末のモンマルトルの街角の風情。
しかし、よくよく眺めてみると、どうしてこうもロートレックの作品には美人が登場しないのか。
彼の言葉です。
「人間は醜い。けれど人生は美しい。」
衣替えした我が家の玄関はこちら。
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