ガタン! ゴトゴト。
不気味な音をたてて、動かなくなったのは洗濯機ではなくて乾燥機の方です。
半年ほど前から、ドラムが回っている途中で、止まってしまう現象は出ていました。
但し、これは、ドアがきちんと閉まらなくなっていたので、センサーが切れてしまうというのが原因と判明。
面倒臭くはありますが、乾燥機を回すときに、ドアにビッチリとクリアテープを貼って、開かないようにすることで解決。
よし、まだまだ使えると思っていました。
しかし、それも一昨日まで。
今度は本格的です。
しばらく回ると、急に失速して、ランプが全て点滅。
これは重症。ダメだと判断しました。
ラベルを見れば、購入したのは2006年。
13年も使いましたので、これは寿命ということでしょう。
しかし、乾燥機がこわれると、毎日が百姓仕事の老人としては、たちまち困ります。
乾燥機を購入した際に、ベランダの物干し関係は全て撤去してあります。
洗濯はできるが乾燥はできない。
日々、野良仕事で汚れる作業着を洗濯して、乾燥させなければ、着るものが回らない身としては、この復旧は急がなければなりません。
意を決して、ヤマダ電器に走ります。
しかし行ってみて唖然。
広いフロアをぐるりと回っても乾燥機が置いていない。
ん? これは、いったいどういうことだ。
店員に聞いてみて判明しました。
時は流れて、今では洗濯機は、乾燥機付きのものが主流。
もうすでに、家電量販店では、単独の乾燥機は置いていないとのこと。
「取り寄せになります。」
しかし、店員がタブレットを叩いて、示した期日は8月後半。
しかも今は、エアコン取り付けのピークで、配送取り付けとなると、9月になる。
いやいや、それでは百姓は困ってしまいます。
近くの、ケーズデンキに走っても事情は一緒。
おそるおそる、乾燥機付きの全自動洗濯機のラインナップを覗いてみます。
いやいや、冗談じゃない。
どれもこれも、15万円から20万円。
そんな大金が、洗濯機ごときに払えるわけがない。
乾燥機だけなら、およそ6万円程度です。
洗濯機はまだ、新調して6年くらい。
これはまだまだ働いてもらいたい。
しかし、ここで乾燥機だけ買い換えても、次に寿命が来るのは洗濯機。
その時に、もしも乾燥機の付いていない旧式タイプが、市場に出回っていなかったらどうする?
その場合は、洗濯機と一緒に、まだまだ使える乾燥機も同時に廃棄して、全自動を購入するか。
いやいや。
定年を過ぎて、もう固定収入のない老人にそんな、豪華な買い物ができるわけがない。
うーん、いかにも悩ましい。
家電オタクとしては、10年前なら、ここで悩むようなことはなかったでしょう。
躊躇なく、今あるものは廃棄して、最先端全自動乾燥機つき洗濯機購入に即決したのは間違いない。
しかし、今の身となっては、そんな贅沢は禁物。
何が起こるかわからない、老後のために少しでも、緊縮財政を敷かなければなりません。
よし決定!
ここは、壊れた乾燥機のニューモデルを購入。
では、ヤマダにも、ケーズデンキにもないものをどこで買うか。
そう、困った時の Amazon ですね。
早速検索。すると、しめしめ、ちゃんとネットのラインナップにありました。
まだ在庫は15台。
しかも、2日後には、自宅まで持ってきてくれるということです。
量販店は、これをご存知か?
但し、ネットで購入の場合は、取り付けサービスと、旧品の引き取りサービスはなし。
これは買った人の自己責任。
佐川急便ですから、玄関先まで、持ってきてくれるだけ。
いいでしょう。いいでしょう。
これも、設置引き取り台の9700円の節約です。
汚れた作業着が綺麗にならなければ、こちらは畑にも行けない身です。
それくらいのことは、自分でやりましょう。
というわけで、午前中の予定が、午後3時に届いた乾燥機。
無事に設置を終えて、汚れ物は再洗濯して、乾燥機始動。
なんとか、明日着ていくものは確保できました。
しかし、話はまだこれで終わりません。
洗濯機問題を、とりあえず現行の最安値で解決した勢いで、もうかれこれ、一年近く壊れたままだったウォッシュレットも同時ネット購入。
これが、やっとさっき(午後8時30分)に届きました。
家電の配達が、今忙しいことは、元運送会社としては理解できます。
今日はこのために、1日空けてありましたので、こちらとしては今日中に届いてくれれば恩の字。
ちょっと遅いですが、明日の朝の快便のために、これから設置作業を開始いたします。
さて、無事に取り付け作業ができるかどうか。
独り身とあっては、こんなことのためにも、貴重な1日空けないとできません。
頑張ってやってしまいましょう。
しかし、まだまだ問題はあります。
実は、パソコンも、もうかれこれ半年近くアップアップ状態。
リカバリーもできない状態。
さらに、レーザープリンターも、怪しげなエラーランプがついて、動かず。
どうも、こういうことは、続くときには一気に続くようです。
上等。
とりあえず、それは明日の宿題。
なんとか、金額的負担の少ない解決策を検討します。
本日はここまで。
なにせ、厳しい老後ですから。
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