さて、この週末は、関東地方に大型の台風の予報。
なので、土曜日はどこへも出かけずに、朝からキッチンと決めていました。
とにかく、冬瓜がメチャ採れいたしまして、配っても配ってもなくならない。
ところが残念なことに、冬瓜は、ナスや胡瓜などの、定番野菜と比べると人気がありません。
中には、「なにそれ?」なんて、奥様もいらっしゃる。
まだ、直売所などの販路も持たない百姓ですから、これは自分で出来る限り消費せざるを得ない。
というわけで、持ち帰った冬瓜だけでも、なんとかしようと、台風情報を見ながら、クックパッドと睨めっこで料理しまくりの土曜日でした。
冬瓜の前に、まずやっつけたのは、アシタバ。
ツナと一緒に炒めて、パスタに絡めました。
味付けは、塩胡椒だけ。
明日葉は、我が母の故郷三宅島の特産野菜。
大量には、収穫できませんでしたが、今回はこれでいただきます。
茄子も、新鮮なうちに食べないとすぐにヘタってきてしまいます。
次はこれ。
茄子の甘味噌炒め。
醤油と味醂と酒、それに砂糖を少々たして炒めます。
これは、作っておけばいくらでも食べられる、ナスの大量消費の定番メニュー。
さて、冬瓜にまいりましょう。まずはこれ。
冬瓜と、茄子と、鶏肉の中華炒め。
鶏肉は、醤油と酒で下味をつけます。
胡麻油を引いて、鶏肉、ナスの順番で炒めます。
茄子がしんなりしたら冬瓜を投入。
味付けは、オイスターソース、みりん、酒、醤油。
そして、鶏肉と相性の良い鶏ガラの顆粒。
ベジタリアンが鶏肉?
すいません。
素材が冬瓜だけでは、アクセントがつきませんので、今回はご勘弁を。
そして、お次。
冬瓜とナスとベーコンの煮物。
これは材料をバサッと入れて、ひたすら煮るだけ。
味付けは、日高昆布と白だし、そして、みりんと醤油、最後にコンソメを少々。
冬瓜はトロトロになりますので、口当たり良し。
そして、ヘルシー。
こちらは、冬瓜をたっぷり使った雑炊。
中華鍋の中に、冬瓜と茄子とかぼちゃを入れます。
そして、お米をいれて煮ます。
我が家には、炊飯器はありませんので、雑炊を作るときはこれ。
味付けは、白だしと、醤油と、味醂。
ある程度雑炊が煮えてきたら、溶き卵を回しながら入れます。
僕の場合、ここから、ちょっと火力を強めにして、お焦げをわざと作ります。
これが結構美味しい。
そして、本日の冬瓜メニューの中で、一番おいしかつたのが、これ。
冬瓜のツナサラダ。
シンプル・イズ・ベスト。
冬瓜は千切りして、塩で揉んでおきます。
そして、ツナは、油をちゃんと切ってから投入。
これに、ゴマのドレッシングをかけて出来上がり。
シャキシャキして、おいしかったのなんの。
というわけで、冬瓜は、煮てよし、炒めてよし、ナマでもよし。
そして、なによりも、保存が効きます。
夏に収穫できて、それが常温保存で冬までもつから冬瓜。
今回も、収穫からたっぷり一ヶ月は経過したものを使いましたが、まったく問題なし。
お裾分けした友人の奥様に、採れたての冬瓜と、1ヶ月経過の冬瓜を食べ比べてもらいましたが、ほぼ変わらないとのこと。
カボチャも同様ですが、災害の時などには、家に保存してあると、なにかと便利かもしれません。
残りの冬瓜は、カットしたものを、真空パックシーリングして、今年購入したばかりの冷凍庫行き。
これで、持ち帰り分の冬瓜は、綺麗に片付けました。
さて、カボチャもまだまだあります。
カットしたものは、すでにいくらか冷凍保存してありますので、今回はペーストにして冷凍庫へ。
そして、このかぼちゃペーストで、久しぶりにこれを作りました。
かぼちゃのケーキ。
これは冷蔵庫で冷やして、日曜日にハーブティと一緒にいただきます。
というわけで、冷蔵庫の他に、2台ある冷凍庫は、ほぼパンパン。
これなら、冷凍保存してある、野菜料理だけで、一人なら一ヶ月以上食うには困りません。
台風の被害が、川越市内でもだいぶ出ているようですが、我が家はちょっと安心。
なにせ、貯金はありませんが、定年退職したばかりの素人百姓です。
野菜だけはたんまりとあります。
停電で冷蔵庫や冷凍庫が使えなくなったときのことも考えて、保存の効く食べ物も勉強しておくつもり。
我が家では、この米粉で作るクッキーを、ハーブティのお供として、いつでも作り置きしていますが、案外こういうものが、非常食になるのかもしれません。
さて、台風一過、日曜の朝は快晴ですが、被害の状況はどうだったでしょうか。
みんな、無事でありますように。
コメント