「偽造、捏造、安倍晋三。」
誰が言い出したかは、定かでありませんが、今や誰もが知っているこのフレーズ。
Wiki によれば、捏造とは
「実際になかったことを故意に事実のように仕立て上げること。 」
でっち上げだけではなく、証拠隠滅、隠蔽、改竄。
これがすべて、時の政府に向けられた非難であるわけですから、我が国の状況は深刻です。
この本も、そんな時勢に乗っかって編集された一冊。
コンビニで手に取って、あっという間に読んでしまいました。
またしても、敵の戦略にまんまとはまった次第。
いかに、自分がミーハーであるか、改めて痛感いたしました。
まあ、これだけありましたか。捏造事件の数々。
言われてみれば、確かにありましたね。
ここに掲載されている事件の全てを覚えていたわけではありませんが、記憶の片隅には引っかかっていたものも数多くありました。
それが話題になった当時は、それなりに関心もあったのでしょう。
しかし、そのほとんどは今や忘却の彼方。
その後どうなったかなんて辺りは、喉元過ぎれば関心もなくなっていました。
そうはいかないのは、冷たい言い方にはなりますが、それで被害を被った当事者のみなさんくらいなのかもしれません。
「人の噂も75日」
今や、疑惑だらけで八方塞がりの安倍内閣。
これが、一日でも二日でも短くあってほしいと願う関係者は多いとご推察します。
そもそも、これだけのスキャンダルで攻撃されても、この内閣が倒れない理由は何か。
よくよく考えてみると、一通り嵐が過ぎれば、結局飽きて、忘れてしまうこちら側の責任も大きいんですよね。
といいますか、明らかに敵は、それを計算に入れています。
そう考えると、かなり悔しい。
要するに、我々は敵に、完全に舐められているわけですから。
国会答弁は、「ご飯論法」を駆使して、時間いっぱい逃げ回っているだけでいい。
時間切れにさえしてしまえば、後は放置プレイでいい。
国民は、アホだから、勝手に忘れてくれる。
これで、すべての悪事はなかったこととしてリセットされる。
おそらく、安倍内閣国会運営マニュアルなる公文書があるとすれば、これがちゃんと記載されていることでしょう。
この手の本は、また何年かすれば、同じ内容に最新事例を加えて、リニューアルされます。
そこに、「モリカケ問題公文書改竄事件」「桜を見る会政治資金規正法違反事件」は、もしかしたら追加されているかもしれません。
でも、それをコンビニで購入して読む時には、安倍総理の珍答弁も、忘却の彼方。
「ああ、そういえば、あったなあ。そんなことが」
なんてことになっているかもしれません。
ところで、この本が、捏造なんてことは?
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