さて、野菜づくり百姓の、この時期の大事な仕事は苗探しです。
本当なら、全部タネから育てたいところですが、まだそこまでのスキルはなし。
現役中は、苗を探す時間は、それほど取れませんので、会社から自宅へ戻る途中にあるホームセンターを巡って探してくるしかありませんでした。
もちろん、苗が一番出回る時期ですので、定番野菜の苗は、どこでも買えます。
しかし、できる限り、いろいろな種類を作りたいと思うと、もっといろいろと回らないと見つかりません。
ホームセンターの園芸コーナーの品揃いは決まってきますので、狙い目は町ごとの「野菜直売所」。
近隣の農家たちが、苗を持ち寄りますので、意外なものに巡り合えることがあります。
そこで、本年度は、時間もたっぷりとって、近隣農産物直売所ツアーを敢行。
これははじめての試みです。
但し、この新型コロナウィルス騒動の中です。
もちろん、マスクと軍手は標準装備。
お店の方も、レジには飛沫感染防止シールドを装備。
レジのスタッフたちも、ゴム手袋使用。
レジ待ちのお客さんも、指示通り、みなさん2mの間隔をおいて並んでいました。
これで、感染のリスクがゼロということにはなりませんが、こちらも、苗が揃わないと仕事になりません。
国の補助もあてになりませんので、一箇所滞在時間は最大15分。
買い物が終わったら、手洗い。
これを決め事にして、近隣の町をグルリ苗探しをしてまいりました。
まず、最初に向かったのは、「宮代町メディカル・ハーブガーデン」
ハーブに関しては、頼りにしていた飯能市の「生活の木 薬香草園」が、この騒動で当面のクローズ。
そこで仕入れるはずの苗を探しにきました。
ここは、宮代町の「農」のある暮らし街づくりの一環としてつくられた「新しい村」という農業レジャー施設の中にあります。
しかし、残念ながらハーブガーデンはありましたが、苗を売っていませんでした。
但し、この村の一角に、直売所はあり、野菜の苗は並んでいましたね。
もちろん、地元で収穫された野菜がズラリ。
街のスーパーなら、夕方にはそこそこ混雑してきます。
でもここなら、広いオープンスペースで、比較的空いています。
ここで、子供たちを遊ばせながら、野菜を仕入れるというのも、案外賢い選択かもしれません。
平日の午前中でしたが、そこそこの家族連れ。
考えてみれば、学校は今休校中でした。
但し、店舗のクローズの時間は、早めに設定。
これは、ほぼどこの直売所でもほぼ一緒でした。
向こうに見えるのは、東武動物公園の施設です。
さて、それでは巡った農産物直売所を順番に並べて行きます。
まずここは、伊奈町にある「JAさいたま農産物直売所 四季彩館」
桶川市にある「JAさいたま農産物直売所 べに花の郷」
お次は、上尾の丸山公園の中にある「JAさいたま 丸山公園直売所」
そして、入間川を越えて川島町。「JA埼玉中央 川島農産物直売所」
そして、坂戸市にある「JAいるま野 さかど農産物直売所」
ここだけは、営業時間短縮ではなく、5月6日まで休業の看板。
吉見町の「JA埼玉中央 吉見農産物直売所」
東松山市の「JA埼玉中央 東松山農産物直売所『いなほてらす』」
そして、ここは、鶴ヶ島の「カインズ・ホーム」と併設でしたので、一番品数が豊富でした。
「JAいるま野 カインズ鶴ヶ島店農産物直売所」
探していたサツマイモの芋づるもここで発見。
日高市にある「JAいるま野 高萩南農村研修センター 直売所」
そして、入間市。「JAいるま野 入間農産物直売所」
そして、一番畑に近い直売所がここ。
青梅市「JA西東京 かすみ直売センター」
定番野菜の苗は、基本的に定植の当日に、ここで仕入れる予定。
これで、残るのは、所沢、ふじみ野、我が家の地元川越。
ここで、まだ見つかっていない、ヤーコンの苗などが見つけられるか。
欲しい苗が、どうしても見つからなければ、最後の手段は、Amazone ですね。
というわけで、最低でも30種類の野菜は、植え付けたいところ。
今後の天気予報を見ると、ここ数日はいい天気が続きそうな気配です。
もう遅霜の心配はないと判断すれば、いよいよ定植。
これが終わるまでは、一気にやってしまうつもりです。
ひと段落したら、久しぶりに山でも、登りに行きたいところ。
ここ、1ヶ月半、土砂降り以外は、ほぼ毎日畑に出ていますが、けっこう楽しんでやっております。
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