マイナンバーカードを持っていれば、今回の特別定額給付金10万円を、オンライン申請できるというのでトライしてみました。
まず、iPadでは、申請はできません。
パソコンでも可能ですが、カードリーダーがないとダメ。
ということで、スマホを使用しました。
但し、スマホの場合は、NFC機能があるもの。
「近距離無線通信規格」というやつ。
これがないと、マイナンバーカードのデータを読み込めません。
iPhone ですと、7.0以降のものだと大丈夫です。
その他、事前に用意しておくのは、以下の通りです。
まずは、写真入りのマイナンバーカード。
紙の通知書では当然ダメです。
そして、カードを申請した時に登録した、二種類の暗唱番号。
4桁のものと、アルファベット大文字と数字を含む6桁以上のもの。
これを管理していない場合は、各役場で再設定手続きをして、そこから3日待ちです。
僕の場合は完全に忘れていましたが、登録した時の記載表が残っていたので、これはクリア。
次に、「マイナポータル」という、アプリのインストール。
そして、振込指定銀行のキャッシュカード。
もちろん、通帳でも大丈夫。
その他いくつかありましたが、口座の名義人がわかるものなら大丈夫そうです。
その写真を添付するようになりますので、あらかじめ、申請するスマホで、その写真を撮っておくといいと思います。
さて、まずはアプリを開いて、マイナンバーカードに、4桁の暗証番号を入力。
そして、マイナンバーカードの中央部に、スマホのカメラの部分をそっと置きます。
これが、成功するとログイン。
これが、NFC機能。
オンラインの「ぴったりサービス」に入って「特別給付金」を選びます。
後は、順次聞いてくることに正確に答えていく作業。
「姓」と「名」の間に、スペースを入れるなど、細かいことに注意がいかないと、何度やっても先に進みませんのでご注意。
おそらく、一回で最後まで、たどり着くのは至難の技と思われます。
厄介なのは、途中で、「調べもの」をするために、一度その画面から離れてしまうと、それまでの打ち込みが全て無効になって、また初めから全部うち直しになってしまうこと。
そのために、準備するものは、初めに全部揃えておくことが必要なのですが、この画面を見てください。
入力の各パートの最後に、必ずこの表示が出てきます。
これを、ダウンロードして「ブラウザ」に一時保存しておくと便利です。
一度、申請画面から離れてしまっても、「申請再開」をクリックして、このデータをまた、ブラウザから読み込むことで、そこからまた入力を再開できるようになります。
僕などは、何度この機能を利用したことが。
振込指定口座用の「添付書類」を聞いてくるので、これはあらかじめ撮影しておいたキャッシュカードの画像を添付。
最後は、「電子署名」になりますが、ここではあらかじめ設定してある6桁以上の暗証番号が必要。
そして、再びマイナンバーカードの読み取り。
これが成功したら終了なのですが、最後は、「マイナポータル」ではなく、ブラウザで確認するようになります。
これも、わかりにくくてクセモノ。
よく見ると、ちゃんとそう書いてあるのですが、これが分からなくて、何度も繰り返してしまい、イライラしてしまいました。
最後は、申請書のPDFファイルが、メールに添付されて送られてきて、やっとオンライン申請は終了。
ここまでで、たっぷり2時間。
ドット疲れました。
さて、これで、振り込まれるのはいつになるのか。
こういう類いのものは、そうそう簡単に出来ないようにしてあるのが良いのか、それでもサクッとできるようにしてあるのが良いのか。
ちょっと僕のような素人には判断しかねますが、いかにもお役所仕事的な、その融通の効かない面倒臭さのため、やっている途中で、オンライン申請を諦めてしまう人もかなり多いと思われます。
そもそも、マイナンバーカードを作っている人が、まだまだ人口の一割程度と聞きます。
オンライン申請をする人も、そう多くはないのでしょう。
どうなるか、わからない今回の新型コロナウィルス騒動。
まだまだ、収束の目処はついていません。
こういう時のために、我々はちゃんと税金を払っています。
もらえるものは、きちんともらっておきましょう。
もしも、マイナンバーカードを持っていて、オンライン申請にトライしてみる方がいらっしゃるようでしたら、参考にしていただければ幸いです。
我が家は郵送にしようかな
投稿情報: 大五 | 2020年5 月10日 (日曜日) 午前 11時21分