さて、今シーズンは、気合を入れて、作付面積を過去最大にしました。
今までは、この4分の1程度が、自分の担当耕地でしたので、水やりも、2つのジョウロで十分間に合いました。
しかし、全耕地の水やりともなると、なかなか大変です。
この畑の水は、大家さんのお宅の水道から、もらえます。
しかし、広い畑の隅から隅までセッセと、ジョウロを持って往復するのは、老人の健康管理にはいいのですが、いかんせん時間がかかる。
下手すれば半日程度潰してしまいます。
そういえば、隣の畑の80歳を超える「おとうさん」は、水やりをどうしている?
ちょっと気になって聞いてみました。
今まで、彼が大家さんの、水道を使っている姿は、よく考えると一度も見たことがなかったからです。
カラクリはこれでした。
雨水利用ですね。
資材小屋の屋根に「雨樋」をつけて、雨水を溜めていたというわけです。
これこれ。
幸い、我が畑にも、作ってもらったばかりの、野菜直売所があります。
同じように、この屋根を利用しないで手はない。
そういえば、資材小屋に、雨水保管用のタンクが眠っていたのを思い出しました。
さあ、こうくれば後は、雨樋だけです。
さっそく、カインズホームの「雨樋」コーナーに直行。
タキロン、パナソニック、セキスイなどなど。
各メーカーの雨樋のパーツが並んでいました。
しかし、頭の中で、その一つ一つを、組み立てても、なかなか完成イメージが湧きません。
それに設置するには、いろいろと小道具も必要そう。
すぐに、これは自分には無理だと判断して、設備の仕事をしている弟に頼みました。
幸い、彼も「ステイホーム」中でしたので、すぐに来てくれました。
ありがたいことです。
現場を説明した上で、再びカインズ・ホームに。
近くの、「ジョイフル・ホンダ」も「ビバホーム」も、この騒動のため休業中です。
そんなわけで、カインズ・ホームは、なかなか駐車スペースも探せないほど、買い物客で大混雑です。
日用雑貨はコーナーは、案の定、かなり「密」に近い状態になっており、小池知事も眉を顰めるような状態。
しかし、幸い資材コーナーは、比較的人も少なく、「社会的距離」は保てていました。
まったく、いつまで続くのやら、この騒動は。
さて、午後からは、雨の予報の昨日。
後は、畑に戻って、ブロのお手並みの拝見。
内装専門の弟は、雨樋の設置は初めてだと言っていましたが、きちんと仕事をしてくれました。
お見事。
これは、とうてい百姓には出来ませんでしたね。
壁についている、留め金は外れるようにしてもらってあります。
雨の予報のときは、雨樋の縦筒をグルリと回して、タンクに雨水を溜めるという寸法。
設置作業がおわると、待っていたかのように雨が降り出しました。
思わずニンマリ。
さて、畑の水やり用の雨水確保作戦は、うまくいくかどうか。
ちょっと楽しみです。
普段なら、労をねぎらって、美味しいものでもご馳走という運びですが、さすがにレストランには連れて行けません。
弟には、採れたてのリーフレタスと、葉物野菜。
そして、冷凍保存の野菜を野菜をお持ち帰りいただきました。
ありがとうございます。
グッド・ジョブ!
GOOD JOB!
投稿情報: 大五 | 2020年5 月 7日 (木曜日) 午前 03時52分