今は亡き父親の、昭和歌謡直筆歌詞カードが出てきました。
実は我が父は、毛筆の腕が達者でした。
よく、表彰状の文を頼まれて書いていたのを思い出します。
カラオケ黎明期の頃は、まだ8トラックのテープが主流で、モニターなどはありません。
歌詞カードのクリア・ファイルを広げながら、歌っていたんですね。
どこで仕入れてきたのか、我が父はその8トラックのカラオケ・マシンをドンと、本屋の二階の作業場において以来、煙草を咥えながら、夜な夜な練習しておりました。
練習の成果は、商店組合の会合の打ち上げで披露していたようです。
実は、その父親の直筆の歌詞カードを、すべてスキャンして保存してあったんですね。
DNAの引き継ぎが、あまりうまくいっていなかったようで、息子は父親に比べて、とんでもない悪筆で、早々に、ワープロ、パソコンに逃げますが、カラオケの方は、父親よりも多少は達者に歌えるようになった次第。
というわけで、何曲かは歌えそうな曲がありましたので、父親の歌詞カードでコラボしてみました。
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