よる年並みですので、もちろん老眼鏡のお世話にはなっています。
幸いなことに、まだ遠くはかなり見えますので、免許更新の時の計測では、裸眼で両眼とも1.2。
しかし、近場がいけません。
もう読書は、老眼鏡なしでは出来ません。
老眼鏡の度数は、市販のものは1.0〜3.5までありますが、現在使用中のものは、度数で言えば1.5。
初めて使用してから、10年程度経ちますが、今でも1.0から、一段階あがっただけです。
もしかしたら、度数をあげればもっとクリアに視界が開けるのかもしれませんが、それで安易にその度数を上げていってしまうと、視力もそれに共なって悪くなっていくような気がして、なんとかこの度数で踏みとどまっています。
これでも、今のところ本は楽に読めますので、とりあえずは問題なし。
もっぱら購入してくるのは、ホームセンターで売っているもの。
980円から、高くても1980円のものを使用しています。
よく言われるのは、「目に合った」老眼鏡をしていないと、目はどんどん悪くなるというもの。
しかし、眼鏡屋でオーダーメイドすると、その値段は一気に10倍近くに跳ね上がります。
そんなお高いメガネなんて、所有物は、徹底的に酷使するスタイルで生きてきた者としては、おいそれとは手が出せません。
自慢ではありませんが、物を大事に扱わないことにかけては、昔から筋金入りです。
そんなわけですので、メガネは、よく壊しますし、よく失くします。
そしてその度に、買い直すわけですから、到底高価なモノなど持てるわけがありません。
しかも、使っていたメガネは、用が済めばどこへでもポイと置いてしまう癖がありますので、いざ使おうとするとき、手元になくて、イライラすることも度々。
そもそも、こちらとしては、メガネが鼻の上に乗っかってるのが、鬱陶しくてしょうがないわけです。
そんな持ち主に使われる眼鏡も心得たもので、時々ヘソを曲げて、どこかにプイと隠れてしまうんですね。
そこで、こちらは一計を案じます。
部屋のテーブルの上、パソコン・デスク、車の中、ナップサックの中等々。
眼鏡を使うであろうと思われる全ての場所に、あらかじめ一個ずつ眼鏡を置いておくわけです。
そして、持ち歩くことは極力避ける。
こうすれば、なくなることは激減するだろう思いきや、ところがどっこいそうは問屋がおろしません。
気がつけば、やはり、「どこかに置いた」メガネを探してイライラする時間は、いつになっても一向に減る気配なし。
ひどい時などは、頭の上にズリ上げたまま、メガネを探していたなんてこともしばしば。
恥ずかしながら、どこかへ消えたメガネの補充は、およそ2ヶ月にいっぺん程度くらいはあるかもしれません。
一体年間に、いくつの老眼鏡を買っていることか。
それを合計したら、最高級のメガネさえ、何個かは買えたくらいの金額になっているかもしれません。
老眼鏡は、僕にとっては、まさに消耗品です。
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